ポール・マッカートニーはザ・ビートルズ時代の楽曲などを思い出すためにライヴの前に自身の楽曲を聴き直していることを明かしている。
ポール・マッカートニーは9月7日にニュー・アルバム『エジプト・ステーション』をリリースしている。『NME』は4つ星をつけたレヴューの中で次のように評している。「これまで包括的で開かれた作品を作ってきたポール・マッカートニーだが、彼の人生を覗き見るような本作は、そんな中でも啓蒙的な作品となっている」
ポール・マッカートニーはアメリカCBSの長寿番組「60ミニッツ」のインタヴューの中で、ライヴ前の準備について語っている。「ライヴをやる時には、たくさんの音楽を聞いているんだ。ザ・ビートルズの曲だったり、ウィングスの曲だったり、どの曲をやろうかなっていうことを考えながらね」とポール・マッカートニーは語っている。「それと、曲を覚えるためでもあるんだよね」
インタヴュアーから曲を忘れてしまったのかと訊かれると、ポール・マッカートニーは次のように答えている。「そうだよ。あまりにもたくさんあるからね。歌詞もたくさんあるし、音程もたくさんあるからね。すごく難しいんだよ。つまりさ、すべての曲が3つのコードで構成されているわけではないからね」
同じインタヴューの中で、ポール・マッカートニーはジョン・レノンがどのように人々に記憶されるかを恐れていたと明かしている。
「彼が一度、本当に奇妙だったんだけど、出し抜けに『人々が僕のことをどう記憶することになるかが心配なんだ』と言ったのを覚えているよ」とポール・マッカートニーは語っている。「だから、僕は『ジョン、聞いてくれ。僕のことを見てくれ。君は偉大な人物の一人として記憶されることになるよ』と言ったんだ」
一方で、ザ・ビートルズはリリースから50周年を迎えることを記念して『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』の50周年記念盤をリリースすることが発表されている。『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』の50周年記念盤は、11月9日にアナログ盤2枚組のほか、様々な「豪華な形態」で発売される。
ポール・マッカートニーは、同作の位置付けについて次のように語っている。「僕たちは、晴れやかな(亡くなった人たちが死後に住むと言われる)エリュシオンの地でサージェント・ペパーズのバンドに演奏してもらった後、地図も持たずに新しい方角へと大股で向かい始めたんだ」
ポール・マッカートニーは10〜11月にかけて「フレッシュン・アップ」と題した新たなツアーで来日公演を行うことが決定している。
来日公演の詳細は以下の通り。
10月31日(水)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月1日(木)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月5日(月)両国国技館
OPEN 17:30/START 18:30(予定)
全席指定 38,500 円(税込)
11月8日(木)ナゴヤドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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