Photo: GETTY

ポール・マッカートニーはオンラインで見かける「多くのインフルエンサー関連のもの」に複雑な気持ちにさせられるとして、その魅力を「理解できない」と語っている。

ポール・マッカートニーは今月ニュー・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』をリリースする予定となっており、アルバムはリヴァプールでの幼少期を振り返る非常にパーソナルな作品となっている。

『ザ・レスト・イズ・エンタテインメント』のインタヴューを受けたポール・マッカートニーはソーシャル・メディアを席巻する現代のトレンドやインフルエンサー文化の台頭について意見を求められると、そのブームが理解できないことを明かしている。

「多くのインフルエンサー関連のものについて思うのは、そういう世代じゃないから理解できないんだよね」とポール・マッカートニーは語っている。「でも、目にせずにはいられないからね。妻がインスタグラムを見ていて、何かを見せてくれると、そういうものが出てくるんだ」

「面白いと思うよ。いつだってあったと思うけれど、特に才能があるわけでもなさそうな人たちがすごく有名になるわけだよね。何十億回という視聴回数だったりする」

ポール・マッカートニーは「こんなことを言うのは気をつけなきゃいけない」と冗談を飛ばしながら、「すごく時代遅れみたいだよね。まあ実際、そうなんだけどさ」と続けている。

ポール・マッカートニーは自身の巨大な名声についても振り返りながら、自分の音楽が世界中の様々な世代の人々に届いていることについても語っている。

「考えてみてほしいけど、最初に始めた時はどうだったかと言うと、学校に通っていて、進路指導の先生に『君には見込みがない。何にもなれないよ』なんて言われていた。そこからグループに入ったら、うまく行き始めたんだ」

「何を求めているんだろう? 承認、お金、現状から抜け出して、世界で成功すること。それを隠そうとする必要はないと思う。誰もが知っていることだ。仕事をしているなら、昇進したいと思うのは当然のことだからね」

ポール・マッカートニーは出自のおかげで地に足の着いた姿勢を保つことができたと語っている。「自分は本当にラッキーだったんだ。愛情深く、聡明な労働者階級の家庭に育った。だから、いつも人に言っているんだ。『労働者階級を侮ってはいけない』とね」

ポール・マッカートニーはリヴァプールで過ごした少年時代について2018年の『NME』のインタヴューで、故郷に帰ってみた時のことを振り返っている。

「リヴァプールに帰って、少年時代の場所を振り返ることができたのは素晴らしかった」とポール・マッカートニーは語っている。「いつも自分で運転していてね。学校から通っていたバスのルート、スピークやアラートンからのルートを車で案内することもある」

「今はナショナル・トラストによって保存されている昔の家の前なんかも通るんだけど、『あそこが僕のベッドルームだよ。裏の路地はザ・ジガーって呼んでたんだ』なんて話すんだ。そうすると、いろいろな思い出が一気に甦ってくるんだよ」

「この間、キャヴァーン・クラブで行ったライヴもまさにそんな感じだった。ああいう小さなクラブで、観客がすぐ目の前にいるような状況だと、いい演奏ができるようになるんだ。どんな感じだったか、すぐに思い出すんだよ」

ポール・マッカートニーはニュー・アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』を5月29日にリリースすることを発表している。新作『ダンジョン・レインの少年たち』にはポール・マッカートニーとリンゴ・スターの初のデュエットとなる“Home To Us”も収録される。リヴァプールでのルーツを懐かしく振り返る“Home To Us”にはシャーリーン・スピテリとクリッシー・ハインドもゲスト・ヴォーカルとして参加している。

フォーリン・タングス (ボックスセット)(生産限定盤)(2枚組)(Blu-ray Audio付)[Analog]
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2026 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ