
Photo: GETTY
キャスリーン・ハンナとアドロックはチャリティ・アルバム『コントラ・アイス』に提供したジャスティン・ビーバーの“Let Me Love You”をカヴァーした音源が公開されている。
「ビルド・アート・メイク・チェンジ」の創始者であるダリ・コロラドがキュレーションを手掛けたチャリティ・アルバム『コントラ・アイス』にはキャスリーン・ハンナとアドロックのほか、トム・モレロ、フレッド・アーミセンなど、30組以上のアーティストが提供した未発表音源が収録されるという。
アルバムは10月2日にリリースされる予定で、バンドキャンプやサウンズグッドではフィジカル盤の予約も受け付けられている。
“Let Me Love You”のカヴァーはこちらから。
ダリ・コロラドは次のように述べている。「『コントラ・アイス』は単なるアルバムではありませんし、単なるコレクティヴでもありません。最前線で活動する組織を支援し、移民の声を広め、そして『愛とは受動的なものではなく、組織的な行動である』と信じるクリエイターたちを動員するために築かれたカルチャー面のインフラなのです」
「音楽は常に私にとっての第一言語であり、正義は常に継承されてきたものです。『コントラ・アイス』はその二つの系譜が緊急の形で憚ることなく出会ったもので、『恐れよりも愛を』という精神と呼応しています」
ダリ・コロラドは次のように続けている。「すべての楽曲、曲間のつなぎ、そして声の一つひとつに意味があり、リスナーを悲しみ、怒り、復活力、希望、そして最終的には行動へと導きます。最初から最後まで一つの物語を紡ぎ出し、音楽、コメディ、スポークン・ワードを織り交ぜながら、現代のファシスト的なアメリカ移民関税執行局の体制による非人道的な扱いに立ち向かう多様なアーティスト・コミュニティの声を届けます」
マリオ・カルダート・ジュニアがプロデュースを手掛けた“Let Me Love You”のカヴァーにはマネー・マーク、フレド・オルティス、フランク・フィゲロアも参加している。
ビキニ・キルのキャスリーン・ハンナはこのトラックについて次のように述べている。「『コントラ・アイス』のような草の根の組織と協力しながら、大好きな人たちと音楽を演奏できる機会というのはなかなかあるものではありません」
「彼らはファシズムや白人至上主義に対して熱心に立ち向かっており、それは私たち誰もが無視できない問題です。私たちの曲をマリオ・カルダート・ジュニアがプロデュースしてくれたことは、私にとって夢の実現でした。この企画を実現させ、私たちが共に掲げる理念を代弁する機会を与えてくれた『コントラ・アイス』に感謝しています」
アルバムのトラックリストは以下の通り。
I Refuse – filer coleman
Return to Sender – Jodi Lin and filer coleman
Helicopter – Money Mark
Abolish Ice (HopesAndDrums Remix feat. Uli Bella) – filer coleman
Cosplay Cowboys – Revival Season
Al and Chris VS ICE – Al Madrigal and Chris Estrada
What Do We Want? ICE OUT! – 0UT/ALIV3
Divisive Crisis – Duende feat. David J
Suena La Alarma – Los Abandoned
Eat Your Greens – filer coleman
Compact – Fred Armisen
Mexican Sun – Jon E Edwards
Secret Police – Fishbone
I See You – 0UT/ALIV3
In The Mornin’ – SlimKid3
Schools Out – filer coleman
Call in the Angels – Gretchen Parlato and Jazmine Becerra Green
Mom, Who’s the Good Guy? – filer coleman feat. Dali’s Mom
Cholofit Meditation – Frankie Quiñones as Creeper
Redline – Ozomatli
Let Me Love You – Kathleen Hanna, Ad Rock, Money Mark, Fredo Ortiz & Frank Figueroa
33 Degrees – Adrian Quesada
Gulf Of Mexico – Of Mexican Descent (2Mex)
Bound No More – HopesAndDrums
Goin’ Out Again – Ghetto Dojo feat. 2Mex
I Love You (Edit) – filer coleman
WHY – LUXXURY
Arauco Tiene Una Pena – Daniel French, Teioronhiathe Phillips & Kwaharani Jacobs
Original Dreamers – Maria del Pilar
How Are You – Ceci Bastida
Control – Puerta Negra
Children Beware – HopesAndDrums
No Tengas Miedo – Ceci Bastida
Microbus – Rafi El
Mar Iguana – Eduardo Arenas
La Voz De Los Angeles – Fredo Ortiz & Gardena Collective
Pretend You Remember Me – Tom Morello
ICE Goon Recruitment Ad #1 – Lalo Alcaraz
Three Strikes – Jello Biafra and the Guantanamo School Of Medicine
Entre La Montaña – Orquestra Pacifico Tropical
Ovnidelic – Tropa Magica
Pecadora – Las Chorizeras
Diamond Dust – Justin Konrad
The Kids Are Still In Cages – Nancy Sanchez
ICE TOO COLD TO THAW (Demo) – David J
West L.A. Fade Away – Richard Montoya feat. Uli Bella
I Refuse Outro – filer coleman with Uli Bella
ビリー・アイリッシュは今年のグラミー賞授賞式で“Wildflower”で最優秀楽曲賞を受賞した際に受賞スピーチでアメリカ移民関税執行局を批判している。
ビリー・アイリッシュは「ICE OUT」と描かれたピンバッジを着けて「アメリカ移民関税執行局は最低です」と語っている。「正直なところ、何も言う必要はないような気もしますが、盗まれたこの国では不法な人なんていません。今何をして、何を言うべきか難しいですが、ただ、この会場では期待を抱ける気持ちになっています」
「闘い続け、声を上げ、抗議する必要があると思っています。私たちの声は大きなもので、人々の存在は大きなものです。アメリカ移民関税執行局は最低です」
アメリカ移民関税執行局については大きな批判が寄せられており、ブルース・スプリングスティーン、トム・モレロ、レディー・ガガ、バッド・バニーらも批判の声を上げている。
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