
Photo: Holly Murray Christie’s London
ジョニー・マーとノエル・ギャラガーはロンドンで開催されている展覧会でジョニー・マーが所有してきたギターについて語っている。
ジョニー・マーはザ・スミスやビリー・アイリッシュとの共演時に使ったギターなど、100本近いギターをオークションに出品することが決定しており、現在、ロンドンのクリスティーズでは展覧会も開催されている。
ノエル・ギャラガーは展覧会を訪れて、ギターにまつわるエピソードについて語り合っている。
マンチェスター出身の二人は“This Charming Man”や“What Difference Does It Make”といったヒット曲を作曲するのに使った1982年製の黒のリッケンバッカー330について語っている。
「ギターについては本当にあなたは気前がいいですよね。オアシスが初めて『ディフィニトリー・メイビー』をレコーディングしていた時、僕らはそれぞれギターを1本しか持っていなかったから、あなたが何本かギターを送ってくれたのを覚えています」とノエル・ギャラガーは語っている。
「誰かがそれを出して、床の上に置いて、まさにレコーディングを行っているバンドらしく見せたんですけど、それが“Supersonic”のジャケットになったんです。床の上のギターを見て、『これがザ・スミスで使われたギターなわけがない』と思ったのを覚えています。マンチェスターのロングサイト出身のイカれた奴らのところに、そんなものを送ってくれるわけがないと思ったんです。『早くしまったほうがいい。朝の4時に泥酔した誰かが踏んづけたらどうするんだ』と思っていました」
ジョニー・マーは次のように語っている。「でも、あれはいいジャケットだったよね。素晴らしかったよ」
1982年製の黒のリッケンバッカー330は80000ポンドの落札額が見込まれており、一方、赤のギブソンES-355TDSVは10万ポンドから15万ポンドの落札額が見込まれている。
1982年製の黒のリッケンバッカー330はザ・スミスを自身のレーベルと契約させるためにサイアー・レコードの創業者であるシーモア・スタインがジョニー・マーのために購入した1本となっている。ジョニー・マーはこのギターについて「長年にわたって多くの人が僕をこのリッキー(リッケンバッカー)のイメージで捉えてくれているんだよね」と語っている。
ジョニー・マーがノエル・ギャラガーというと、多くの人が赤のギブソンのギターを連想すると言うと、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。「あなたが『トップ・オブ・ザ・ポップス』で弾いているのを観て、自分も手に入れたんです。自分にとっては、あれが最高のギターですね」
ノエル・ギャラガーは「あなたはレス・ポールこそが究極のギターだと言っていましたよね。何度かあなたとセッションをやらせてもらった時に、いつも持ってきていましたよね」とも語っている。
ジョニー・マーは次のように続けている。「君のアルバムのレコーディングにあのギターを持っていったのは、自分がなぜ呼ばれているのか、その理由が分かるようになったからなんだ。何を求められているのか、分かるようになったんだよ。君のソロ作は実に多彩な方向性を持っているけどね」
オークションの収益は盲導犬協会や英国自閉症協会などのチャリティに寄付される。
今回のオークションではジョニー・マーが使ったアンプやゴールド・ディスク、ハーモニカ、ザ・スミスにまつわる貴重な品々なども出品される。
ジョニー・マーは通算5作目となるソロ・アルバム『ジ・エイジ・オブ・エヴリシング』を10月2日にリリースすることも決定している。
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