コールドプレイのクリス・マーティンは、ニュー・アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』の収録曲“Up&Up”に参加しているノエル・ギャラガーと、自身が「弟」であるかのような立場で育まれた友情について語っている。
12月4日に通算7作目となるニュー・アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』をリリースしたコールドプレイだが、このアルバムを引っ提げたツアーが、イギリスでは6月に始まることになっている。クリス・マーティンは『ザ・サン』紙に音楽面での助言者のシステムや、今回のアルバムのレコーディングに関するいくつかのエピソードについて語っている。
ノエル・ギャラガーについて、クリス・マーティンは次のように語っている。「ノエル(・ギャラガー)のことが大好きなんだ。僕はノエルの、バレエ好きの弟みたいな感じだよ。僕らは長いこと、音楽面で数々の助言者に恵まれてきたんだ」
クリス・マーティンはジェイ・Zやボノのことも助言者だと思っていると語り、そして“Adventures Of A Lifetime”にフィーチャーされているソウル歌手のメリー ・クレイトンへの感謝も述べている。
「彼女(メリー ・クレイトン)と一緒にやることが夢だったから、とにかく連絡してみたんだ」クリス・マーティンはメリー・クレイトンについて、そう語りだした。
「メリー・クレイトンは車椅子でやって来て、歌い終えるとこう言ったんだ、『脚を失くしたばかりなのよね』って。僕らはそのことを知らなかったんだ。前の週に退院したばかりだったらしいけど、彼女は喜びや感謝、そして愛に満ちあふれていて、活き活きとしていたよ」
アルバムには、クリス・マーティンの元妻であるグウィネス・パルトローもフィーチャーされている。彼女は“Everglow”という楽曲にバックコーラスとして参加し、作詞にも寄与している。
コールドプレイは先日、第50回スーパーボウルのハーフタイム・ショウに出演することが明らかになっており、来年の2月7日にサンフランシスコ・フォーティナイナーズの本拠地であるカリフォルニア州サンタ・クララのリーバイス・スタジアムでパフォーマンスを行う予定となっている。
フロントマンであるクリス・マーティンは次のように述べている。「2014年にリリースしたアルバム『ゴースト・ストーリーズ』を引っ提げたツアーを行わないことに決めたのは、これまでで最高の決断だったと思う。なぜなら、そのおかげで積もりに積もったエネルギーをスタジオで発散させ、世界中を回って音楽を届けたいというメンバーたちの意欲に再び火をつけることができたからね。『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』はライヴで演奏することを前提に作ったアルバムなんだ。演奏できる日が待ち遠しいよ」
イギリスでの公演の詳細は以下の通り。
マンチェスター エティハド・スタジアム(6月4日、5日)
グラスゴー ハムデン・パーク(6月7日)
ロンドン ウェンブリー・スタジアム(6月16日、18日、19日)
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