2020年のTRNSMTの第1弾ラインナップが発表され、コーティナーズ、リアム・ギャラガー、ルイス・キャパルディらがヘッドライナーとして出演することが発表されている。
T・イン・ザ・パークに代わって、7月10日から12日にわたってグラスゴー・グリーンで開催される2020年のTRNSMTだが、来年はイアン・ブラウン、フォールズ、スノウ・パトロール、キーン、サム・フェンダー、ブロッサムズ、エイチ、リトル・シムズ、リタ・オラ、ツイン・アトランティックらが出演する。
7月10日の金曜日のヘッドライナーとして発表されたのはコーティナーズで、彼らは2020年1月17日に新作『モア.アゲイン.フォーエヴァー』のリリースが決定しているほか、来年はグラストンベリー・フェスティバルへの夕刻での出演やUKでのアリーナ・ツアーも控えている。
「スコットランドは最初の頃から僕らのことを歓迎してくれたんだ」とコーティナーズのフロントマンであるリアム・フレイは述べている。「2007年にザ・コーラル と一緒に(グラスゴーにある)ABCに出演した時から、スコットランドの人たちとは素晴らしい関係であり続けている。2番目の故郷のように感じているよ。TRNSMTのヘッドライナーを務められることはこの上ない名誉だし、本物のパーティーを提供しにいくよ。最高のラインナップだね」
リアム・ギャラガーは最新作『ホワイ・ミー? ホワイ・ ノット』を引っ提げて7月11日にヘッドライナーを務めることが発表されており、フォールズやキーンに続いて土曜日のメイン・ステージに出演することが決定している。「スコットランドを愛しているし、TRNSMTでもう一度ヘッドライナーを務められるなんて光栄だよ」と彼は述べている。「それから、君たちを愛してるって、最近伝えていたっけかな?」
今年のTRNSMTではノエル・ギャラガーからの批判を受けて『スターウォーズ』のチューバッカのマスクを被り、ストームジーからも自身の曲をカヴァーされたルイス・キャパルディが故郷のスコットランドで3日間を締めくくる最終日にヘッドライナーとして出演することが決定している。
「やったよ!」とルイス・キャパルディは声明で述べている。「僕は初年度から毎年TRNSMTできていることを幸運に思っているし、ヘッドライナーだなんて本当に最高だね。事態はふくよか、かつセクシーに、急速に進んでいるという感じだね。来年のツアーで会おう!」
フェスティバルのディレクターを務めるジェフ・エリスは次のように述べている。「2017年にTRNSMTをスタートさせて以来、素晴らしい反響をいただいてきました。UKにおける音楽フェスティバルのシーンにおいてTRNSMTが毎年の1つの柱になっているという事実は、この国に素晴らしい音楽ファンたちがいるということを証明していると言えるでしょう。2020年のTRNSMTで、今や世界的なスーパースターとなったルイス・キャパルディをUKのフェスティバルとしては初めてヘッドライナーとして迎えられることを嬉しく思っていますし、インディ・シーンで人気を誇るコーティナーズを迎えられること、レジェンドであるリアム・ギャラガーが戻ってきてくれることをとても嬉しく思っています」
「来年は更なる出演者を含む幅広いラインナップの発表が控えているほか、例年と同じく、いくつかのアクティヴィティや、あらゆる嗜好に合う豊富なドリンクや職人たちによる極上のフードのラインナップの発表も予定しており、グラスゴーという文化の首都の中心地を訪れる1日5万人の音楽ファンのみなさんを歓迎できることを楽しみにしています」
発表された2020年のTRNSMTの現時点でのラインナップはこちらから。
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— TRNSMT Festival (@TRNSMTfest) November 26, 2019
TRNSMTは昨年、ストームジー、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン、ジョージ・エズラという3組のヘッドライナーが全員男性だったことに対して批判が寄せられており、ジェフ・エリスは批判を受けて『NME』に対して将来的なヘッドライナーになってもらうために「女性アーティストを育てる」ことに注力していると語っている。
「ラインナップに多くの女性を加えることができるよう務めています。ジェス・グリンは素晴らしいアーティストですし、彼女も出演してくれます。ラインナップにさらなる女性アーティストを加えたいかと訊かれれば、もちろんそうです。しかし、ヘッドライナーになるまでに成長してくれるよう、女性アーティストたちを育てることも同じく重要なのです。シグリッドは昨年、(メインではない)キング・タッツのステージに出演していましたが、今年はメイン・ステージにまで引き上げられています」とジェフ・エリスは昨年『NME』に語っている。
彼は次のように続けている。「業界として、私たちはさらなる取り組みができると思っていますし、そこには女性アーティストにプラットフォームを提供するということも含まれています。我々もTRNSMTを通じてそのことに取り組んでおり、キャサリン・マグラスやジェイド・バード、マヘリアといったアーティストたちにプラットフォームを提供しています」
「将来的には彼女たちがTRNSMTのヘッドライナーになるまでに登り詰めてくれていることを願っています。我々は間違いなく女性アーティストを出演させていますし、努力していないということでは決してありません」
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