リアム・ギャラガーは音楽のストリーミング・サービスについて「よく知らない」と語り、そうしたプラットフォームを使おうとは思わないと語っている。
リアム・ギャラガーはスポティファイのようなデジタルのプラットフォームよりもアナログ盤で音楽を聴くほうがはるかにいいと語っている。
米『ハフィントン・ポスト』によるインタヴューの中で、リアム・ギャラガーは音楽業界における近年の変化について次のように語っている。「そうしたものからは距離を置いているんだ。スポティファイを使ったことは人生で一度もないと思うし、使おうとも思わないね。使い方も分からないよ。よく知らないんだ」
「知らぬが仏っていうことでもあるよ。音楽を聴くための新しい手段が次々とおれの頭上を飛び越えていくけど、まったくもって気にならないね。90年代に居座り続けているとも言えるのかもしれないけどさ。レコード・プレイヤーで音楽を聴いているんだよ」
リアム・ギャラガーがスポティファイに対して距離を置くような発言をしたのは今回が初めてではなく、彼は2013年にも同様の見解を示しており、彼は当時「スポティファイが何か知らない」と発言している。
9月20日にセカンド・ソロ・アルバム『ホワイ ・ミー? ホワイ・ノット』をリリースしたばかりのリアム・ギャラガーだが、彼は先日、ソロとしての3作目となる来たるニュー・アルバムのタイトルを明かしている。
「そうそう、次のアルバムは『カム・オン・ユー・ノウ』というタイトルになるよ。前向きでしかないよな」と彼は語っている。「俺たちはタイトルを思いつき次第、取り掛かり始めるんだよ」
『NME』は『ホワイ ・ミー? ホワイ・ノット』について4つ星をつけたレヴューで次のように評している。「盛大に迎えられた前作『アズ・ユー・ワー』にあった『待望のリアムのソロ』というオマケ要素こそ欠けているものの、本作にはさらなる多様性(そのすべてには関連性も備わっている)やテクスチャーが詰め込まれている」
「“Once”の最後の繰り返し部分の前に入るトリッピーでサイケデリックな展開のように、本作には時々、リアムがノエルの実験的なソロ作を揶揄する時に使った『コズミック・ポップ』に嬉々として近づいていくような瞬間がある。リアムは自分自身の助言を受け入れ、ノエルが食いつくような楽曲に休息を与えたほうがいいのかもしれないが、いずれにせよ、このアルバムは続編として見事に仕上がっている」
リアム・ギャラガーは先月、MTVヨーロッパ・ミュージック・アウォーズで初となるロック・アイコン賞を受賞している。
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