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ブルース・スプリングスティーンはU2のボノによるエイズ財団「RED」とGAPが提携して行ったキャンペーンCMに“Girls in Their Summer Clothes”の使用を許可しなかったことについてボノに謝罪している。
現地時間6月13日にU2のボノはトライベッカ映画祭でブルース・スプリングスティーンにハリー・ベラフォンテ社会正義賞を授与するプレゼンターを務めている。対談の中でボノはアフリカでのHIV/エイズ撲滅のための資金を募るキャンペーンCMのためにブルース・スプリングスティーンに楽曲の使用許可を求めた時のことを振り返っている。
「あれは大きな間違いだった」とブルース・スプリングスティーンは語って、笑いを誘っている。「イエスと言うべきだったね」ブルース・スプリングスティーンは“Girls in Their Summer Clothes”について「個人的にお気に入り」の曲の一つで、「観客にはあまり人気のない」曲だったと述べている。
「ただ大好きな曲だったんだよ」とブルース・スプリングスティーンは語っている。「くそっ、今でも覚えているよ。『ボノがこの曲をテレビのコマーシャルで使いたいと言ってきているんだけど』と言われたんだ。許可を出すべきだったね。みんな、ヒット曲みたいに聴いてくれただろうね。だから、謝らなくちゃいけないね」
トライベッカ映画祭の創始者であるロバート・デ・ニーロとジェーン・ローゼンタールはイベントの冒頭でボノのことを紹介しており、ボノはブルース・スプリングスティーンに賛辞を寄せている。「ブルース・スプリングスティーンこそアメリカなんだ。ブルース・スプリングスティーンは人々の声から詩を作り、その詩に音楽をつけた。今夜、彼のことをミュージシャンとして、詩人として、活動家として、愛国者として称えたい」
ボノとブルース・スプリングスティーンは対談の中でブルース・スプリングスティーンが「ランド・オブ・ホープ&ドリームス」ツアーでドナルド・トランプ大統領への批判を繰り広げたことについても触れている。
昨年、U2のボノはドナルド・トランプ大統領から非難を受けたブルース・スプリングスティーンを支持することを表明して、次のように語っていた。「アメリカにはボスは一人しかいないと思うよ」
ボノとブルース・スプリングスティーンは労働者階級と結びつくロックスターの資質についても語っており、左派で「そうしたものが少しずつ失われてきている」ことを恐れているとしつつも、「自分のような人間にエリート主義という非難が寄せられていることは的外れではない」とも語っている。
「そうした代償はありましたか?」とボノはブルース・スプリングスティーンに尋ねている。「かつては自分のライヴを観に来てくれたのに、今は来なくなってしまったた人を考えると、葛藤を感じますか? それとも、もう受け入れていますか?」
「分からないけど、二つやるべきことがあると思う」とブルース・スプリングスティーンは答えている。「“Which Side Are You On?”というフォークの名曲があるけれど、一つは自分の立場を明確にして、信念を貫くことだよね。そして、その信念を同胞の市民に伝えることができて、理解してもらえると信じること。もう一つはアメリカとは神聖な議論と歩み寄りなんだと信じることだね」
イベントの締めくくりとしてパティ・スミスはトニー・シャナハンをバックに従えて、ブルース・スプリングスティーンを称えて1988年発表の楽曲“People Have the Power”を披露している。その後、ブルース・スプリングスティーンとボノも同曲の演奏に加わって、ブルース・スプリングスティーンは最後に“Land of Hope and Dreams”を披露している。
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