Tom Beard

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リアム・ギャラガーはソロとしての3作目となる来たるニュー・アルバムのタイトルを明かしている。

9月20日にセカンド・ソロ・アルバム『ホワイ ・ミー? ホワイ・ノット』をリリースしたばかりのリアム・ギャラガーだが、彼には既に次回作の構想があるようで、「Beats 1」のゼイン・ロウの番組で次のように明かしている。

「そうそう、次のアルバムは『カム・オン・ユー・ノウ』というタイトルになるよ。前向きでしかないよな」

「ふさわしいと思うんだ」とリアム・ギャラガーは続けている。「俺たちはタイトルを思いつき次第、取り掛かり始めるんだよ」

オノ・ヨーコから贈られた絵画に着想を得てタイトルが付けられた最新作『ホワイ ・ミー? ホワイ・ノット』と同様、『カム・オン・ユー・ノウ』というタイトルも絵画から取られているのかと訊かれると、リアム・ギャラガーは次のように答えている。「ちょっとしたきっかけがあったと思うんだけどさ、『ほら、分かるだろ!(カム・オン・ユー・ノウ)』っていうね」

同じインタヴューの中で、リアム・ギャラガーはオアシスについても言及しており、オアシスのことで最も恋しく思うのは「小切手」と兄のノエル・ギャラガーだと語っている。

リアム・ギャラガーは現在は疎遠になっているノエル・ギャラガーに言及しながら次のように語っている。「オアシスが唯一、俺たちが一緒にいられた場所なわけでさ……よかったよ。ギグも楽しかったしな」

「とりわけインランドで公演をやる時なんかは今も、かつてのオアシスの公演がそうだったように、一番前で喧嘩が起きていたり、一体どこから出てきたんだっていう炎が燃えていたりするんだよ。顎を掻きながら観てる奴なんて1人もいないわけでさ。そうした雰囲気なら今も感じることができるから、唯一恋しいのは小切手と自分の兄弟だけだね」

「もちろんアイツのことは恋しいよ」とリアム・ギャラガーは続けて語っている。「アイツを批判したり、互いにやりあったりはしているけど、心の奥底ではずっと同じ感情を持ち続けているよ。俺はアイツが好きだし、愛してる。兄弟だからな。横道に逸れて、『アイツからあんなことを言われた』って言うこともあるけど、俺らの中核にあるのは純粋な愛だよ」

先日、リアム・ギャラガーはオアシスを再結成したい意向を改めて示し、再結成にあたってノエル・ギャラガーと兄弟に戻ることが最も重要だと語っている。

リアム・ギャラガーはスコットランドの『ヘラルド』紙によるインタヴューの中で、オアシスが再結成する可能性について次のように語っている。「(再結成が)実現してほしいかって? 当然だよ。俺たちは解散すべきじゃなかったんだからさ」

続けて再結成が実現する条件について質問されると、リアム・ギャラガーは次のように答えている。「オアシスがいかに偉大だったかっていうことがひっきりなしに言われているわけだけどさ。俺たちは世界最大のバンドだったわけではないんだ。イングランドではビッグな存在だったし、ヨーロッパでも少しハネたけどさ。まだやるべきことがたくさん残っているんだよ」

「最も重要なのは、俺とあいつがもう一度兄弟に戻るということでね。それが実現しなければ、バンドも実現しないんだ」

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