リンダ・マッカートニーは1970年代初頭から1990年代にかけてレコーディングした楽曲を収録して、彼女が亡くなったあとの1998年に発売された『ワイド・プレイリー』が8月2日にリイシューされることが決定している。
リンダ・マッカートニーの単独名義でリリースされた唯一のアルバムである『ワイド・プレイリー』は、彼女が1972年から80年の間にウイングスのメンバーとして単独あるいは共同で制作した曲を始めスージー・アンド・ザ・レッド・ストライプス名でリリースされた“Seaside Woman”や“B-side to Seaside”、マクガイヤ・シスターズ、ザ・コースターズなどのカヴァー、さらに彼女にとって最後のレコーディングとなった“The Light Comes from Within”などが収録されている。“The Light Comes from Within”には息子であるジェイムズ・マッカートニーもギターで参加している。
『ワイド・プレイリー』は8月2日にホワイト/ブルーの限定カラー・ヴァイナルと通常のブラック・ヴァイナル、デジタル及びストリーミング・サービスでリリースされる。この再発は、1998年のオリジナル・リリース以来、初の再発となる。現在アルバムを予約をすると、“The Light Comes from Within”をダウンロードすることができる。
またイギリスで初開催される「リンダ・マッカートニー 回顧展」を記念して、『ワイド・プレイリー』の限定カラー・ヴァイナルがグラスゴーのケルヴィングローヴ美術館・博物館においてアルバムのリリースの1か月前に当たる7月5日の初日から独占販売される。リンダの写真を回顧する展覧会はポール、メアリー、そしてステラ・マッカートニーによってキュレーションされている。
リリースの詳細は以下の通り。
Linda McCartney “Wide Prairie”
リンダ・マッカートニー『ワイド・プレイリー』
発売日:2019年8月2日(輸入盤のみ)
LP(ブラック・ヴァイナル)
https://store.universal-music.co.jp/product/7728518/
LP(カラー・ヴァイナル)
https://store.universal-music.co.jp/product/7728542/
1. Wide Prairie
2. New Orleans
3. The White Coated Man (Linda McCartney, Paul McCartney, Carla Lane)
4. Love’s Full Glory
5. I Got Up (L. McCartney, P. McCartney)
6. The Light Comes from Within (L. McCartney, P. McCartney)
7. Mister Sandman (Pat Ballard)
8. Seaside Woman
9. Oriental Nightfish
10. Endless Days (L. McCartney, Mick Bolton)
11. Poison Ivy (Jerry Leiber, Mike Stoller)
12. Cow (L. McCartney, P. McCartney, Lane)
13. B-side to Seaside (L. McCartney, P. McCartney)
14. Sugartime (Charlie Phillips, Odis Echols)
15. Cook of the House (L. McCartney, P. McCartney)
16. Appaloosa (L. McCartney, P. McCartney)
(特に記載のない曲は全て Written by Linda McCartney)
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