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オアシスはついに再結成を果たして、再結成公演の初日となるライヴを行っている。

オアシスは現地時間7月4日にカーディフのプリンシパリティ・スタジアムで公演を行っており、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは2009年以来となる形で同じステージに立っている。

ライヴには報じられてきた通り、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ、ゲム・アーチャー、アンディ・ベル、新たなドラマーであるジョーイ・ワロンカーらが参加している。

会場にはグラストンベリー・フェスティバルの主催者であるエミリー・イーヴィス、俳優のダニー・ダイアらが訪れており、観客はバンドのバックラインが明らかになった際、ノエル・ギャラガーのアンプにマンチェスター・シティの旗がかけられているのを見て、歓声を上げている。

当日の会場ではノエル・ギャラガーの娘であるアナイス・ギャラガーの姿も目撃されている。

オアシスは1995年発表の“Hello”からライヴを始めており、オアシスがライヴで同曲を披露するのは2002年以来となっている。そこから“Acquiesce”が披露され、終わった後にリアム・ギャラガーは「美しい人たちだ。本当に久しぶりだな。オアシスが戻ってきたんだ」と語っている。

オアシスは他にも“Morning Glory”、“Some Might Say”、“Bring It On Down”といった楽曲を演奏している。

その後も“Cigarettes & Alcohol”、“Fade Away”、“Supersonic”、“Half The World Away”といった名曲が披露され、“Stand By Me”の後、リアム・ギャラガーは次のように語っている。「どんな感じだい? 楽しい時間になっているかな。チケットに40000ポンドも払った価値はあったかい?」

ノエル・ギャラガーは“Cast No Shadow”を彼らの前に演奏した「天才リチャード・アシュクロフト」に捧げている。

“Live Forever”の演奏中には悲劇的な事故によって28歳で亡くなったサッカー選手、ディオゴ・ジョタの映像がスクリーンに映し出されている。

短い休憩の後、バンドがアンコールで戻ってくると、ノエル・ギャラガーは「本当にありがとう。ギターのゲム、ベースのアンディ・ベル、ジョーイ・ワロンカーに拍手を。そして、レジェンドだ」と語り、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズを紹介している。

“The Masterplan”の演奏前にノエル・ギャラガーは次のように語っている。「この曲はまだ観たことのなかった20代の奴ら、20年間ずっと観てきた奴らに捧げるよ」

オアシスは16年ぶりとなったこの日のステージを“Don’t Look Back In Anger”、“Wonderwall”、“Champagne Supernova”といった代表曲で締めくくっている。

この日のセットリストは以下の通り。

‘Hello’
‘Acquiesce’
‘Morning Glory’
‘Some Might Say’
‘Bring It On Down’
‘Cigarettes & Alcohol’
‘Fade Away’
‘Supersonic’
‘Roll With It’
‘Talk Tonight’
‘Half The World Away’
‘Little By Little’
‘D’You Know What I Mean?’
‘Stand By Me’
‘Cast No Shadow’
‘Slide Away’
‘Whatever’
‘Live Forever’
‘Rock ‘n’ Roll Star’
Encore:
‘The Masterplan’
‘Don’t Look Back In Anger’
‘Wonderwall’
‘Champagne Supernova’

オアシスの再結成公演はUK&アイルランド公演のほか、北米、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。

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