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ザ・ローリング・ストーンズは現地時間6月5日にマンチェスター公演を行っているが、リアム・ギャラガーをマンチェスター公演のサポート・アクトに起用しなかった理由について彼の応援するサッカー・クラブによるものだとしている。

ザ・ローリング・ストーンズは現地時間6月5日に、マンチェスター・ユナイテッドのホーム・スタジアムであるオールド・トラッフォードでマンチェスターでは15年ぶりとなる公演を行っている。マンチェスター公演はヨーロッパを回る「ノー・フィルター」ツアーの一環となっており、先月にはウェストハム・ユナイテッドのホーム・スタジアムであるロンドン・スタジアムで2公演を行っている。

リアム・ギャラガーはロンドン・スタジアムでの初日となった公演にサポート・アクトとして参加しており、オアシス時代のヒット曲の数々を披露している。

6月5日のマンチェスター公演のサポート・アクトはリチャード・アシュクロフトが務めており、ファンの間ではなぜマンチェスター出身のリアム・ギャラガーがマンチェスター公演のサポート・アクトを務めないのかと疑問の声も上がっていた。

ザ・ローリング・ストーンズのフロントマンであるミック・ジャガーは、5月22日のロンドン・スタジアム公演でリアム・ギャラガーへの感謝を述べた後で観客に次のように語りかけている。「彼はオールド・トラッフォード・スタジアムに足を踏み入れようとしないだろうからね。だから、俺たちはウェストハムで一緒にいるんだ」

マンチェスター・シティのファンとして知られるリアム・ギャラガーについては以前、ライバルチームのホームスタジアムであるオールド・トラッフォードのステージに立つことを拒否したと『ザ・サン』紙でも報じられている。

一方、リアム・ギャラガーは5月22日のパフォーマンスの中で元オアシスのバンドメイトであるボーンヘッドと共演して、“Live Forever”をマンチェスターに捧げている。

5月22日は昨年マンチェスター・アリーナで起きたテロ事件からちょうど1年となっている。この事件で22人の犠牲者が亡くなっている。

リアム・ギャラガーは“Live Forever”を演奏する前に次のようにマンチェスターに追悼の意を表している。「これはマンチェスターのみんなのための曲なんだ。歌詞を知ってたら、一緒に歌ってくれよ」

その時の模様はこちらから。

ザ・ローリング・ストーンズはすぐにリアム・ギャラガーに感謝の意を表明しており、「君も俺も永遠に生きていくだろう……リアム・ギャラガーに感謝を」とツイートしている。

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