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ザ・キンクスはオリジナル・リリースから60年を経て、イギリスのチャートで1位を獲得したシングルの最長間隔という新たな記録を正式に樹立している。
ザ・キンクスは1966年発表の通算4作目のアルバム『フェイス・トゥ・フェイス』からのファースト・シングルだった“Sunny Afternoon”が6月5日に7インチで再発されている。
このリリースは最新のUKチャートにおいてアナログ盤のシングル・チャートで1位、フィジカル・シングル・チャートで4位、シングルのセールス・チャートで12位にランクインしている。
“Sunny Afternoon”は失われた富を風刺的に描いた物語で、税金申告の憂鬱をバロック調のポップ・アンセムへと昇華させたことで知られている。1966年の夏、この曲は2週間にわたり全英チャートのトップに立ち、皮肉の効いた英国ならではのソングライティングを象徴する名曲と認知されている。
今回のリイシューはオリジナルのモノ音源をリマスターしたもので、B面には“I’m Not Like Everybody Else”が収録されており、インナーには1966年7月30日に行われたワールドカップのイングランド大会決勝でハットトリックを決めた伝説的選手であるジェフ・ハーストによる記念メッセージが同梱されている。
ジェフ・ハーストはイングランドの歴史的な勝利直後の様子を振り返り、ロッカールームでのチームの雰囲気について語っている。「誰かが“Sunny Afternoon”を歌い始めて、みんなが加わったんだ。レイ・デイヴィスの歌詞はあの時代の精神を捉えている。忘れることはないだろうね。ザ・キンクスはあの時代を体現していた。イングランドらしさを最高の形で捉えている。“Sunny Afternoon”が流れると、チームメイトと過ごしたウェンブリー・スタジアムに一瞬で戻れるんだ」
今年3月、ザ・キンクスのデイヴ・デイヴィスはモービーが名曲“Lola”を批判したことについて「極めて侮辱的だ」と語っている。
モービーは『ガーディアン』紙のインタヴューでもう聴けなくなってしまった曲について訊かれると、次のように答えている。「ザ・キンクスの“Lola”がスポティファイのプレイリストで出てきたんだけど、歌詞がおぞましくて、同性愛蔑視的だったね」
デイヴ・デイヴィスはXで次のように述べている。「モービーが兄のことを古臭くて同性愛蔑視的だと批判したことは極めて侮辱的だ」デイヴ・デイヴィスの投稿にはトランスジェンダーのパンク・シンガーであるジェイン・カウンティからの手紙が添えられており、その中で“Lola”を「壁を打ち破り、これまでタブー視されてきたテーマを前面に押し出した曲」だと称賛している。
ジェイン・カウンティは次のように述べている。「この曲を聴いた時にキンクスがトランスジェンダーの人物について歌っていることに興奮と驚きの両方を感じて、他にも気づいている人がいるだろうかと思いました。キンクスが何を歌っているのか理解できるほどクールでイケてる人はいるだろうかと。私にとって“Lola”は言わばずっと口火を切ってくれた曲の一つです」
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