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メタリカのギタリストであるカーク・ハメットは新たなインタヴューで最近のポップ・ミュージックに対する自身の見解を語っている。
先日、カーク・ハメットはブダペストのプシュカーシュ・アレーナで行われた公演で「Taylor Swift Is A CIA Psyop(テイラー・スウィフトはCIAの心理作戦だ)」と描かれたTシャツを着ていたことで、テイラー・スウィフトのファンから批判が寄せられることとなっていた。
今回、カーク・ハメットは『アイリッシュ・タイムズ』紙のインタヴューで自分の時代は音楽を学ぶことが大変なことだったと振り返っている。
カーク・ハメットは次のように語っている。「最初はレコードを丸暗記するところから始めたんだ。耳を鍛え、曲を覚え、何度もレコードをかけながらギター・ソロを学んでいった。本当に大変だったよ。例えば、3人のギタリストを集めて『よし、ヴァン・ヘイレンのファースト・アルバムに入っている“I’m the One”を弾いてみてくれ』と言ったとしたら、3人とも弾き方が違うだろうからね。そこには何とも言えない魅力があったんだ」
「かつては演奏を覚えるのに苦労したけど、最近はそういう時期がないことを残念に思っているんだ。なぜなら、苦労することにこそ意味があるからね。決意や影響があるからこそ、自分なりのものを生み出し、やがて自分だけのサウンドやスタイルを確立できる。最近はミュージシャンシップという点で完璧すぎることを心配しているんだ。ギタリストたちが技術や運指の膨大な知識を利用できるのはいいことだけど、それが何に繋がるんだろうね」
カーク・ハメットは次のように続けている。「それが、より質の高いポップ・ミュージック、そしてより優れたソングライティングにつながることを願っているよ。だって、今のソングライティングやポップ・ミュージックというのはくだらないからね。インターネットを通して独学した素晴らしいミュージシャンたちが立ち上がり、その学びやインスピレーションを活かして、今よりも高い水準で新しいものや曲を生み出し、音楽の未来を築いてくれることを期待しているよ。もう一度、言うけど、本当にくだらないよ。ポップ・ミュージックのファンには申し訳ないけどね」
カーク・ハメットはダブリンのアヴィヴァ・スタジアムで行われた公演で“Seek & Destroy”の演奏中にステージから転落することとなっている。
オンラインにアップされた映像には観客がギタリストを助け起こす様子が映っており、カーク・ハメットはすぐに体勢を立て直し、演奏を続けている。カーク・ハメットはインスタグラムのストーリーで冗談めかして、「Slip & Destroy」とキャプションに綴っている。
メタリカは現在「M72」ツアーのUK&アイルランド公演を行っており、ロンドン公演は7月3日・5日にロンドン・スタジアムで行われる。
メタリカは10月にラスベガスのスフィアで連続公演を行うことも決定しており、11月にはコネチカット州アンキャスヴィルにあるモヒガン・サン・アリーナで会場の25周年を記念して特別な2公演を行うことも決定している。
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