メタリカはカナダのカヴァー・バンド、サンドマンに対して41ページに及ぶ使用停止命令書を弁護士が送ったことについて謝罪している。
メタリカの法務担当者は、メタリカのロゴを借用したとしてサンドマンのロゴに対する異論を唱えていた。
「僕らはこのロゴをまったく問題なく、これまで何年もの間使ってきたんだ」とサンドマンのギタリストであるジョー・ディ・タラントは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。
高圧的な対応への批判を受けて、メタリカは声明を発表し、「熱心過ぎる法務担当」を非難している。
METALLICA Threaten Canadian Tribute Band SANDMAN With Lawsuit https://t.co/mKcPWMaGCe pic.twitter.com/OUr6pWxWXy
— RockLives (@RockLivesUS) January 13, 2016
声明には次のように綴られている。「オンラインで話題になるまで、僕らも僕らのマネージメントも気づいてなかったんだ。幸運なことに、親切にもバンドは僕らにも分かるように投稿してくれたんだ。それで、僕らの知らぬところで手紙を送りつけた熱心すぎる法務担当がいることが分かったんだ」
「サンドマンは手紙をゴミ箱に入れてしまってくれよ。君たちがやってることを続けてくれ。全面的に支持するよ。弁護士については、アラスカでずっと氷上釣りをやるためにサンフランシスコ国際空港で飛行機に乗る姿を目撃できると思うよ」
ジョー・ディ・タラントは1月13日にドラマーのラーズ・ウルリッヒから電話をもらったことを認め、今回の件について謝罪されたという。「完全な許可と支援のもと、メタリカのカヴァーを演奏してほしいと言ってくれたんだ。僕らはメタリカの旗を振り続けるよ、大きな声で誇りを持ってね」
ギタリストのカーク・ハメットは先日、2008年の『デス・マグネティック』に続く新作を「ほぼおそらく」2016年中にリリースするつもりだと語っている。
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