Photo: Danny Clinch

ブルース・スプリングスティーンはドナルド・トランプ大統領も出席していたホワイトハウス記者会主催の夕食会で銃撃事件が起きた件について言及している。

現地時間4月25日、ホワイトハウス記者会が主催した夕食会では午後8時35分頃に発砲音が聞こえ、ドナルド・トランプ大統領やJ・D・ヴァンス副大統領は退避する事態となっている。容疑者として散弾銃と拳銃、複数のナイフを所持したカリフォルニア州在住のコール・トーマス・アレンが逮捕されている。

現地時間4月26日、「ランド・オブ・ホープ&ドリームス」アメリカ・ツアーの一環でテキサス州オースティンのムーディ・センターでライヴを行ったブルース・スプリングスティーンは前日の事件に言及してライヴを始め、「大統領も政権関係者も出席者も誰も負傷しなかったことに感謝の祈りを捧げる」と語っている。

「意見の相違があってもいい。権力の座にいる者を批判することもできるべきだし、自分たちの信じるもののために平和に闘うこともできるべきだ。でも、私たちの愛するアメリカ合衆国においては、いかなる形であれ、いかなる政治的暴力もあってはならない」

観客が撮影した映像はこちらから。

ブルース・スプリングスティーンはこのツアーの初日となったミネアポリス公演で観客に次のように語っている。「私たちは非常に暗い時代に暮らしている。250年間続いてきたアメリカの価値観がかつてない形で試練を迎えている」

「憲法に違反する戦争で若い男女の命が危険にさらされている」とブルース・スプリングスティーンは続け、移民を標的にしているアメリカ移民関税執行局とパム・ボンディ元司法長官を批判している。

「司法省は完全に独立性を放棄しており、パム・ボンディ司法長官は腐敗したホワイトハウスから直接指示を受けている」として、ブルース・スプリングスティーンはドナルド・トランプ大統領が「敵とみなした人々」を起訴し、大統領の不正行為を隠蔽していると非難している。

「スノーフレークについて語りたいかい? 私たちには真実を受け止められない大統領がいるんだ」とブルース・スプリングスティーンは語り、ドナルド・トランプ大統領とその家族が「アメリカ史上類を見ない腐敗」によって、アメリカ人労働者を犠牲にして富を築いていると非難している。

「選挙で選ばれた指導者の多くが我々の期待を裏切ってきた。だから、このアメリカの悲劇を食い止めることができるのはアメリカ国民だけなんだ」とブルース・スプリングスティーンは続けている。「さあ、一緒に愛するアメリカのために闘おう」

ブルース・スプリングスティーンによる「ランド・オブ・ホープ&ドリームス」アメリカ・ツアーは5月27日に行われるワシントンD.C.公演で最終日を迎える予定となっている。

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