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マドンナは、2月にフィリピンで行ったコンサートの中で、同国の国旗を不当に扱ったとして非難されているという。

現在「レベル・ハート」ツアーの真っ最中のマドンナは、現地時間2月24日と25日にフィリピンの首都マニラでコンサートを行っている。

ロイター通信によると、フィリピンの国立歴史委員会は、マドンナが同国の国旗を衣装の一部として纏ったことに対して激しく非難しているという。

フィリピンの国立歴史委員会のテオドロ・アティエンザは地元のラジオ局「dzBB」に対し「彼女は私たちの国旗を愚弄した」と語っており、さらには「マドンナは法律に反する行為をしたのだから、入国禁止や国外追放の可能性もあり得る。コンサートの主催者も同罪だ」とも続けている。

「フィリピン政府は国旗騒動を受けてアメリカのポップ・ディーヴァ、マドンナの入国禁止を望んでいる 」

テオドロ・アティエンザはさらにこうも語っている。「彼らはおそらく国外追放の可能性があるし、今後はこの国への入国もできなくなるかもしれない。さらに、彼女は国旗をステージの床にもつけており、これも違反になる」

フィリピンのカトリック教会の司教は、マドンナのコンサートは「挑発的な」パフォーマンスと「下品な」衣装を見せるものであるとして、ファンに対してコンサートに行かないよう要請しているとも報じられている。

マドンナはこの批判に対するコメントは出していない。

一方マドンナは、ここ数ヶ月疎遠になっている息子のロッコとの距離を縮めようとしている。

マドンナは現在、元夫であるガイ・リッチーとの間で、息子ロッコを巡る親権争いの渦中にあり、インスタグラムに15歳の息子の画像を掲載することで、彼女がどれほど息子を恋しがっているか伝えている。

掲載された画像には首にレイをかけて微笑むロッコの姿があり、マドンナは次のようなキャプションを添えている。「元気いっぱいで愛に溢れたこの子が恋しい!すぐにレオ・サンに会えますように。輝いていて眩しいわ!」

さらにマドンナは、昨年12月26日のボクシング・デーに撮ったロッコとの自撮写真もインスタグラムに掲載していて、「レベル・ハート・ツアー」に同行していたロッコが、ガイ・リッチーと暮らすためにロンドンに帰ってしまったとしていることから、ロッコとはここ何ヶ月か会っていないのではないかと思われる。

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