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マドンナはドキュメンタリー番組『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』で性的虐待疑惑が向けられているマイケル・ジャクソンについて言及している。

アメリカではHBOで、イギリスではチャンネル4で放送されたダン・リード監督による2部構成のこのドキュメンタリーは、マイケル・ジャクソンから幼少期に性的虐待を受けていたと訴える36歳のウェイド・ロブソンと41歳のジェームズ・セーフチャックの証言に焦点を当てたものとなっている。2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンは生前、自身に向けられていたあらゆる疑惑を否定していた。

マドンナは英『ヴォーグ』誌とのインタヴューの中で『リーヴィング・ネヴァーランド』に言及して、番組は観ていないとした上で次のように語っている。「私は集団リンチをしようとするような人ではないし、有罪が確定するまでは無実だって考えているわ」

「私もこれまでに、あらぬ疑いをたくさんかけられてきた。それもあって、誰かの噂を聞くと私はこう思うの。『それを証明できるの?』ってね」

『リーヴィング・ネヴァーランド』がUKで放送された際には、放送日に放送中止を求めてロンドンで抗議運動も行われたほか、世界各国のラジオ局でマイケル・ジャクソンの音楽の放送が自粛されている。

また、ロンドンではマイケル・ジャクソンの無実を主張する広告がバスに登場して物議を醸しているほか、番組の放送以降、マイケル・ジャクソンの楽曲はチャートで急上昇を見せている。

一方、マドンナは先日、通算14作目となるニュー・アルバム『マダムX』をリリースすることが発表されている。

2015年の前作『レベル・ハート』以来となる新作からはこれまでに“I Rise”と“Medellín”の2曲が公開されている。また、マドンナは新作を引っさげたワールド・ツアーの日程も発表しており、UKで小規模な公演を行うことが発表されている。

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