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ザ・キラーズのフロントマンであるブランドン・フラワーズは音楽から身を引く時のことを考えていると語っている。
ブランドン・フラワーズは通算3作目となるソロ・アルバム『スラッシャー』を8月21日にリリースすることが決定しており、『ザ・タイムズ』紙のインタヴューであとどれくらいアーティストとして活動を続けられるかについて考えていると語っている。
「父親はガレージ・セールに行って、額縁を買ってきては家に持ち帰り、そこに絵を描いたりしているんだ」とブランドン・フラワーズは説明している。「父親は人生で一度も裕福だったことはないけれど、自分なんかよりも幸せそうなんだよね」
「今はまさに葛藤している最中なんだ。これをあとどれだけ続けたいんだろう?ってね。どんな意味があるのか?、そもそもなぜやっているのか?ってね」
ブランドン・フラワーズは次のように続けている。「ツアーを終えるたびに決まって体調を崩してしまうんだよね」
ブランドン・フラワーズは83歳になった今も活動を続けているザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの例を挙げている。
「そうなると、ミック・ジャガーのことを考えて、自問するんだ。彼をステージに立たせ続けているものは何なのだろう?ってね」とブランドン・フラワーズは続けている。
「コンサートにはパワフルな瞬間があるからだろうって思っているんだけどね。やりたいと思わずにはいられないだろうからね」
2023年、ブランドン・フラワーズは『ザ・タイムズ』紙に対してザ・キラーズの次なる方向性を決めかねている「危機」にあると語っていた。それはシンセ・サウンドを前面に出したシングル“Boy”と“Your Side Of Town”をリリースした直後のことだった。
これらの楽曲はザ・キラーズのニュー・アルバムに収録される予定だったが、「自分たちらしさ」を感じられないという理由で最終的にプロジェクトは撤回されている。
「レコーディングの途中で分かったんだ。『これはできない』ってね」とブランドン・フラワーズは語っている。「これはアルバムにならないと思った。この手の音楽を僕らが作っているのを見ることはもうないと思う」
「これが今、自分が感じている危機だね。ザ・キラーズは自分のアイデンティティで、僕の曲は客席を満たしてくれる。でも、『プレッシャー・マシーン』のような音楽を作るほうが、より充実感を得られるんだ」
最終的に“Boy”と“Your Side Of Town”は“Spirits”と共にベスト・アルバム『レベル・ダイヤモンズ』に収録されることとなっている。
ブランドン・フラワーズは来たるソロ・アルバムより“Plans”と“Paradise”という2曲が公開されている。
ナッシュヴィルでレコーディングされたソロ・アルバム『スラッシャー』は長年のプロデューサーであるショーン・エヴェレットやジョナサン・ラドが参加しており、ギタリストのデヴィッド・ローリングス、ペダル・スティール奏者のブルース・ブートン、そして85歳のチャーリー・マッコイ(ボブ・ディランのナッシュヴィル録音作全4作に参加したハーモニカ奏者)も参加している。
アルバムはユタ州ニーファイの小さな街で過ごした子ども時代や父親の車で田舎道を走りながらジョニー・キャッシュやウェイロン・ジェニングスの音楽を聴いた思い出などを振り返る内容となっている。
これまであまり語られてこなかった人生の一章に光を当てた本作でブランドン・フラワーズは自身の人格形成に影響を与えた時代を回想し、これまでで最も個人的かつありのままの心情をさらけ出した楽曲を披露しているという。
「歳を重ねるにつれて、父が聴いていた音楽、父はそれを“カントリー・ウェスタン”と呼んでいたんだけど、そこに立ち返るようになって、自分が抱えてきた物語は美しいアメリカの伝統音楽という器の中でこそ最も自然に響くように感じたんだ」とブランドン・フラワーズは語っている。
ブランドン・フラワーズは次のように語っている。「このレコードから喜びを感じてもらえたらと思う。僕らも作るのを大いに楽しんだからね。ロックンロールから逃げたわけじゃない。昔の曲を否定したかったわけでもない。単に新たな部屋を見つけただけなんだ」
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