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オアシスのドラマーであるトニー・マッキャロルは新たなインタヴューでオアシスの再結成について語っている。

先週、オアシスは「オアシス・ライヴ25」と銘打って、リアム・ギャラガーノエル・ギャラガーが16年ぶりに共演する形で追加公演を含め17公演を行うことを発表している。UK&アイルランド公演のすべてのチケットは完売している。

ノエル・ギャラガー加入前のザ・レイン時代となる80年代からバンドに在籍してきたトニー・マッキャロルはオアシスの最初の2枚のアルバム『ディフィニトリー・メイビー』と『モーニング・グローリー』でドラムを担当している。彼は1995年にバンドを解雇されており、後にロイヤリティを巡って訴訟を起こしている。

『メール・オンライン』のインタヴューでトニー・マッキャロルは興行収入4億ポンドとも言われる来年の再結成公演に参加できなくても苛立ちや恨みはないと語っている。

「ノエルとリアムのことは喜んでいるんだ。彼らのことも嬉しいし、なによりファンのためにも、まだオアシスを観たことのない世代のことを考えると、よかったと思っているんだ」

トニー・マッキャロルは再結成について現時点で連絡はもらっていないと語っている。「まだ連絡はもらっていないし、正直期待もしていないよ」

トニー・マッキャロルはノエル・ギャラガーと衝突したことで知られており、両者は何度も口論に発展している。訴訟でトニー・マッキャロルは法廷外で55万ポンドの和解金を受け取っており、今後の印税に関するすべての権利を放棄している。

今回の再結成公演にかつてのオアシスのメンバーが参加するかどうかについてはポール・“ボーンヘッド”・アーサーズが参加すると報じられている。

今回の再結成公演に参加できるかどうかについてトニー・マッキャロルは次のように語っている。「参加について検討するかどうかって? 分からないよ。結局のところ、脱退したメンバーは僕だけじゃないしね。まあ、とりあえず自分は進んでいくしかないよね」

彼は次のように続けている。「来年、彼らを観に行くかどうかも決めていないんだ。UKで最後になったVフェスティバルはいたんだけどね。不思議なことに最初のライヴと最後のライヴに自分が立ち会っているなんて皮肉なことだよ」

「再結成については、みんな実現すると思っていたし、実現しなければならないと思っていた。15年も必要だったのかは自分には分からないけど、結局のところ、彼らは兄弟なんだ。おそらく母親のペギーが話し合わせて、『解決しなさい』と言ったんじゃないかな」

トニー・マッキャロルは昨年リアム・ギャラガーと会ったことも明かしている。「クリスマス前にリアムとは会ったんだ。ハグとキスをしたよ。お互い電話をすることはないけど、仲はいいんだ。いい感じだよ」

「ノエルとは随分話してないな」とトニー・マッキャロルは続けている。「でも、もう一度みんなと会いたいよ。なにかいいことがあったら素敵だけど、何も期待はない。でも、そうなったら、素晴らしい結末だよね」

来年7月から始まるUK&アイルランド・ツアーはカーディフのプリンシパリー・スタジアム、マンチェスターのヒートン・パーク、ロンドンのウェンブリー・スタジアム、エジンバラのスコティッシュ・ガス・マレー・フィールド・スタジアム、ダブリンのクローク・パークで開催される。

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