プロデューサーのリック・ルービンは新たなインタヴューでポール・マッカートニーについて「最高のベース・プレイヤー」と評している。
『モジョ』誌でリック・ルービンはポール・マッカートニーについて「最高のベース・プレイヤー」だと考えているとして、ソングライティングに持ち込む「単純極まりない」アプローチには驚かされたと語っている。リック・ルービンとポール・マッカートニーは2021年発表のドキュメンタリー『マッカートニー 3,2,1』で一緒に仕事をしている。
「自分がこれまで観てきたものはどれもザ・ビートルズ関連のもので、もしくはソングライティングに関することやビートルマニアに関するものだった」とリック・ルービンは語っている。「ベース・プレイヤーのポール・マッカートニーというのは、彼がいろんな楽器をやるから、あまり語られてこなかったんだよね」
「ザ・ビートルズのポールとしてみんなは見ているだろうけど、自分の意見では彼は最高のベース・プレイヤーなんだ。ナンバー1だよ」
リック・ルービンはポール・マッカートニーが大ヒット曲を書く「単純極まりない」アプローチには驚かされたと続けている。
「衝撃だったのは、彼がピアノに座って、曲の書き方を見せてくれた時だよね」
「『ほら、こうすればいいんだよ』と彼が言って見せてくれたのは、単純極まりないものでした。少しずつ指を動かしていって、それが突然“Hey Jude”や“Let It Be”へと進化していくのです。彼が使っているのは子どもでも弾けるようなテクニックで、それが史上最高の曲の一つへと形を変えるんだ」
先日、ポール・マッカートニーについてはアビイ・ロードを渡っている場面を再現しようとした時に車に轢かれそうになったことを娘のメアリー・マッカートニーが明かしている。
写真家で監督のメアリー・マッカートニーはアビイ・ロード・スタジオのドキュメンタリー作品『アビー・ロード・スタジオの伝説』の撮影中に事件があったことを明かしている。
「横断歩道で彼が轢かれそうになるのは本当に面白かった。スタジオを出る時に『撮影してみるわ』と言って、彼が渡ったら、車が止まらなかったの」とメアリー・マッカートニーは『Sマガジン』に語っている。
ドキュメンタリー『アビー・ロード・スタジオの伝説』はポール・マッカートニー、リンゴ・スター、エルトン・ジョン、ナイル・ロジャース、ノエル・ギャラガー、リアム・ギャラガー、ロジャー・ウォーターズ、セレステ、ジョージ・ルーカスらのインタヴューで伝説的なスタジオの歴史を振り返るものとなっている。
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