10 ザ・ストロークス

Reading Festival ’02

ガレージ・ロック・フェスティバル―あれを覚えているだろうか? 当時は全身を一色で決めた上に、ギターを抱えている人を目にしてワクワクした。ジャック・ホワイトがザ・ストロークスのステージに加わって“New York City Cops”の淫らなバージョンを演奏した時だ。急ぎで“Happy Birthday”をジュリアン・カサブランカスに歌うシーンもあった。


9 ジェイ・Z

Glatonbury Festival ’08

ラッパーがグラストンベリーのヘッドライナーを務める? 誰がそんな馬鹿なことを考えたんだ? しかし当然だが、このイカした男はそういうことを言う人たち(この「そういうことを言う人たち」は「ノエル・ギャラガー」と読み替えていい)が見事なまでに間違っていることを証明した。多くの人にとってハイライトとなったのは“Wonderwall”のパロディで、ジェイ・Zはギャラガー風のパーカーを着てふざけている。


8 ザ・リバティーンズ

Reading Festival ’10

何百回かの法廷騒ぎと、出来のよくない何枚かのソロ・アルバムの後、リバティーンズの輝かしいキャリアはほぼ確実に色褪せた。しかし待て! 彼らはギリギリのタイミングで、この出演することが運命付けられていた巨大な場へと戻ってきたのだ。まあ、1度目は決して間に合わなかったわけだが。アップ・ザ・アルビオン!


7 オアシス

Glatonbury Festival ’94

オーケー、それじゃあ文字通り「太陽のひかりいいいいい」はピルトンには差し込まなかったのだ。だがしかし、これはオアシスが初めてグラストンベリーに出た時のオリジナルのラインナップだし、彼らのベスト・ステージだ。ブリットポップの高額な出演者(ブラー、レディオヘッド)より前の出番で、リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーは最高にいかがわしい感じでキメていた。彼らがこれ以降、二度と手にすることのなかった、もっともらしい大言壮語とイノセンスに満ち溢れたパフォーマンスだ。


6 ザ・ローリング・ストーンズ

Glatonbury Festival ’13

誰もが待ち望んだアクトであり、恐らくは最も来場者数の多いグラストンベリーのヘッドライナーだろう。見渡す限りの群衆、そして一度たりとも、このバンドが土曜日のトップに君臨するヘッッドライナーのスロットに登場することをただの1人も疑問視しなかったのだ。


5 パルプ

Glatonbury Festival ’95

ザ・ストーン・ローゼズの代役として直前にヘッドライナーへと格上げになった彼ら。これは闘い、あるいはシェフィールドの観客のための飛翔だ。そして彼らは飛んだ。長い間待ち望んだチャンスと共に走り、嵐のように走り抜けた。ライヴで初演奏の“Sorted For Es”、“Whizz”、 “Mis-shapes”、そして、当時はよく知られていなかった“Disco 2000”。いい出来だ。


4 ブラー

Glatonbury Festival ’09

再結成して好調のブラー。考えうる限りの恍惚とさせる荘厳をグラストンベリーの大トリで見せてくれた。ヒット曲とさまざまな記憶、クライマックスが散りばめられ、“Tender”、“End Of A Century”、そして“The Universal”が演奏された。ついには、ヒーローの帰還を迎え入れてくれた観客の前で、年季の入ったプロのデーモン・アルバーンの目にもうっすらと涙が。おお。


3 ザ・ストーン・ローゼズ

Spike Island ’90

この地味で見栄えのしないステージは確かに新しいムーヴメントの誕生のシーンには見えない。向かい側はセメント工場で、有害廃棄物の埋め立て地だ。しかし、ここなのだ。「マッドチェスター」の始まりとザ・ストーン・ローゼズが初心を貫徹したままでスポットライトの中へ足を踏み入れた瞬間は。


2 アークティック・モンキーズ

Reading Festival ’05

今世紀最大の「そこに自分はいた」と記憶しておきたいフェスティバルの瞬間だ。『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』のリリース5ヶ月前で、シングル“I Bet You Look Good On The Dancefloor”のリリースさえあと2ヶ月後だった。しかし、2005年8月、アークティック・モンキーズは世界で一番注目されている新しいバンドだった。昼下り、カーリング・ステージは決して大きすぎることはなく、アレックス・ターナーと彼のバンドメンバーをひと目でも見ようと詰めかけた観客のうち辛うじて1割だけが会場でライヴを観ることができた。


1 ニルヴァーナ

Reading Festival ’92

『ネヴァーマインド』以降、バンドに対する世間の反発が始まり、カート・コバーンの麻薬中毒については過剰なまでの注目が集まった。カート・コバーンはこうした批評にどう応じることにしたのか? それが有名なあの車椅子でステージに上げられるシーンだ。ここに痛烈極まりないアクトが幕を開け、“Dumb”、“All Apologies”といった新曲が披露された。恐らく現在でも並ぶもののない、ロック・フェスティバルを最高に象徴するイメージと言っていいだろう。

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