6. ザ・マネジメント(MGMT)

MGMTについてどう思っているかで、この映像をうっとうしいと感じるか、不思議と心を引き付けられるかが決まるだろう。アンドリュー・ヴァンウィンガーデンとベン・ゴールドワッサーは2003年にウェスリアン大学で、トーキング・ヘッズの“This Must Be The Place”を現実の世界と同じくらいに真剣に演奏した。半分を過ぎた辺りで、ベン・ゴールドワッサーは歌詞を忘れて笑い始める。とても良い映像だ。


7. ケイティ・ハドソン(ケイティ・ペリー)

ケイティ・ペリーはとても敬虔な家庭で育った。彼女の両親はキリスト教の布教者で、ケイティ・ハドソンとしての初期のデビューはクリスチャン・ロックのアルバムだ。この映像はその時のものである。宗教心の強いしつけのために、彼女には「子ども時代がなかった」と話している。


8. トレント・レズナー

ナイン・インチ・ネイルズとして名を上げる前は、トレント・レズナーはビリー・アイドルのカヴァーをするなど、巧みにドラマチックなダンス音楽を演奏していた。とても80年代的で、ナイン・インチ・ネイルズとは正反対だ。


9. ドレイク

ドレイク、本名オーブリー・ドレイク・グラハムは、カナダの学園ドラマ「ディグラッシ:ザ・ネクスト・ジェネレーション」に出演したことでスターとなった。この映像のエピソードの中で、彼の演じるキャラクターがフリースタイルで「黙って俺のランチを作れ」とラップを披露している。かわいいものだ。


10. ダニエル・ロッセン(グリズリー・ベア)

普通ならば、5歳という年齢は何かを訴えかけるには少し幼すぎるかもしれないが、エルヴィス・プレスリーになりきったロッセン少年(現在は33歳)はカリスマ性を持っていた。この頃はまさかステージに立つことが職業になるとは思ってもいなかっただろう。


11. ロビン・フェンティ(リアーナ)

バルバドス出身のポップミュージック界の異端児は、2003年の当時15歳だった頃にマライア・キャリーの曲を歌っている。すべての音程が正確に取れている訳ではないが、あまり強く責めないでほしい。なぜかって? A)彼女は15歳だったし、B)おばあちゃんを泣かせようとしてヴォーカルラインを走らせていて、C)彼女は今やリアーナなのだから。

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