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12月4日に通算7作目となるニュー・アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』をリリースするコールドプレイだが、クリス・マーティンが同作でのビヨンセとのコラボレーションについて語っている。

ビヨンセが参加しているのは“Hymn on the Weekend”という楽曲で、クラブ・トラックを作りたいというクリス・マーティンの思いから生まれることになった楽曲だという。

「“Drinks on Me”というようなタイトルの楽曲があるといいなと思ったんだ。クラブで端のほうに座ってて、すごいクールだから、みんなに酒を奢っちゃうっていうようなね。それで、一人で面白がってたら、『Drinks on Me、Drinks on Me』っていうメロディが浮かんできたんだよ。バンドの他のメンバーにそれを聴かせたら、『すごく大好きだけど、“Drinks on Me”ってクリスが歌うのはあり得ないよね』ってなってさ。それで『Drink from Me』って変えて、天使のような人に歌ってもらおうっていうアイデアが生まれたんだよ。それでビヨンセに歌ってもらえるか、訊いてみることにしたんだ」

また、クリス・マーティンによれば、ビヨンセとジェイ・Zの娘であるブルー・アイヴィー・カーターもコーラスで作品に参加しているという。

「今回、歌ってもらえないかとお願いした人はみんな、僕らの人生において大切な人々なんだよ。そのコーラスっていうのは僕の二人の息子が放課後にレコーディングしたものから始まっててね、ビヨンセとスタジオにいる時にニューヨークでブルー・アイヴィー・カーターのコーラスもレコーディングしたんだ。このコーラスはギリシャ悲劇の勉強がきっかけになったものでね。ところどころ調和してるんだ。その音源を使うことを決めた時に、メンバーも僕の言ってることを認めてくれたんだ。『クリス、君に同意するよ。これやってみよう』ってね」

公開されている“Adventure Of A Lifetime”の音源はこちらから。

マリブ、ロサンゼルス、ロンドンでレコーディングされた『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は、ビヨンセやリアーナ、ニーヨらを手掛け、R&B/エレクトロ・ポップワークの側面が強いノルウェーのサウンド・チーム、スターゲイトと、バンドの長年のコラボレーターであるリック・シンプソンがプロデュースを務めている。

前作『ゴースト・ストーリーズ』でアヴィーチーをゲストに迎えたコールドプレイだが、新作『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』では、ビヨンセ、ノエル・ギャラガー、トーヴ・ロー、メリー・クレイトンをはじめとした面々が、アルバム全11曲の中でフィーチャーされている。

リリースの詳細は以下の通り。

コールドプレイ 『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』
Coldplay / A Head Full Of Dreams
発売日:2015年12月4日
WPCR-17051 | \2,200 +税
トラックリスト
1. A HEAD FULL OF DREAMS / ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ
2. BIRDS / バーズ
3. HYMN FOR THE WEEKEND / ヒム・フォー・ザ・ウィークエンド
4. EVERGLOW/ エヴァーグロウ
5. ADVENTURE OF A LIFETIME / アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム
6. FUN / ファン
7. KALEIDOSCOPE / カレイドスコープ
8. ARMY OF ONE / アーミー・オブ・ワン
9. AMAZING DAY / アメイジング・デイ
10. COLOUR SPECTRUM / カラー・スペクトラム
11. UP&UP /アップ& アップ
12. MIRACLES / ミラクルズ*
*日本盤ボーナス・トラック

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