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ザ・ストロークスのドラマーであるファブリツィオ・モレッティはイタリアの美術商である同姓同名のファブリツィオ・モレッティとニューヨークのオークションハウス「サザビー」の展覧会で協力することを発表している。

サザビーは現地時間12月15日から18日にかけて「イン・パッシング」と銘打った展覧会を開催することを発表して、最終日には展示作品のオークションも行われることが明らかになっている。美術商のファブリツィオ・モレッティは14世紀から18世紀にかけて制作された巨匠らの絵画作品や彫刻作品を20点出展する予定となっているほか、ドラマーのファブリツィオ・モレッティは体験型のインスタレーションを数点出展する予定となっている。

美術商のファブリツィオ・モレッティは次のように述べている。「これらのアーティストたちを結びつけているのは、その作品の成熟度の高さと、人間の状態という普遍的なテーマの探求です。私は自分と同じ名前を持つもう1人のファブリツィオとのコラボレーションに興味を惹かれました。ヴィジュアル・アーティストとしてもミュージシャンとしても尊敬を集め、展覧会で特集されている多くの芸術家たちと同様に規範を超えた存在である彼と共に、今回のテーマを再発見したいと思ったのです」

サザビーのブラム・ワヒターは次のように述べている。「それぞれの分野で力を発揮している2人のファブリツィオ・モレッティと仕事をできることに、私や同僚のヤセミン・オズイはとても喜んでいます。今回のコラボレーションは、巨匠たちの作品を新鮮で興味深い方法で展示することによって新規に若者世代のクライアントを獲得するというサザビーの試みに、大きく寄与してくれることになるでしょう」

一方、ザ・ストロークスのギタリストであるニック・ヴァレンシは先日、待望のニュー・アルバムが完成したことを匂わせている。

ニック・ヴァレンシはラジオ番組「アウト・オブ・ザ・ボックス」に出演して、内部情報としてアルバムが完成し、ミックスの段階にあると聞いたというDJの発言に次のように応じている。「おお、そんなことを聞いたんだ?」とニック・ヴァレンシは応じている。「誰が君に言ったんだい?」

DJが「信頼できる筋」から情報を聞いたと言うと、ニック・ヴァレンシは「事実に違いないね」と応じている。アルバムを聴けるのか、いつ頃になるのかとニック・ヴァレンシは次のように語っている。「いつかは分からないよ。アルバムを聴けるかについては、高い可能性があるとは言えるね」

ザ・ストロークスは2020年に行われる南米のロラパルーザでヘッドライナーを務めることが決定している。

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