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テイラー・スウィフトはMTVビデオ・ミュージック・アウォーズの授賞式で“You Need To Calm Down”の最優秀ビデオ賞を受け取る受賞スピーチの中で、性的嗜好や性自認に基づく差別を禁止する平等法の成立を求める署名に対応するようホワイト・ハウスに呼びかけている。

“You Need To Calm Down”のミュージック・ビデオは最後で平等法の成立を求める署名活動への参加を呼びかけており、「法律によってすべての市民が平等に扱われるように国家レベルで求めて、私たちのプライドを示しましょう」というメッセージが表示される。

テイラー・スウィフトは受賞スピーチの中で、投票してくれたファンへの感謝を述べた上で次のように語っている。「このビデオではいくつかの論点が示されているの。みんながこのビデオに投票してくれたということは、私たちの誰もが、誰を愛するかや自分をどう認識しているかに関係なく、法の下で平等に扱われる世の中を望んでいるということよね」とテイラー・スウィフトは語っている。

「このビデオでは最後で署名活動に触れている。法の下では全員が平等な権利を持つとする平等権についての署名活動で、それは今も続いているわ」とテイラー・スウィフトは続けている。「署名してくれたすべての人たちに感謝してる。今や50万人もの署名が集まって、ホワイト・ハウスが対応を示す必要のある人数の5倍もの人たちが賛同してくれたの」とテイラー・スウィフトは語り、ホワイトハウスからの反応を待ち侘びているかのように腕時計に目をやる仕草を見せている。

“You Need To Calm Down”のミュージック・ビデオはこちらから。

テイラー・スウィフトはこの日、“You Need To Calm Down”でビデオ・フォー・グッド賞も受賞しているほか、“ME!”のミュージック・ビデオで最優秀ヴィジュアル・エフェクツ賞も受賞している。

テイラー・スウィフトは8月23日に通算7作目となる最新作『ラヴァー』をリリースしており、『NME』は4つ星をつけたレヴューの中で同作について次のように評している。「不可解な例外こそあれ、『ラヴァー』は魅惑的な音楽を生み出すテイラー・スウィフトのソングライターとしてのスキルを改めて思い出させてくれる作品となっている。ブリーチャーズのジャック・アントノフやジョエル・リトル(ロード、カリード)らと共に、テイラー・スウィフトはプロダクション面での驚くべき進歩が詰め込まれた、滑らかで耳に馴染みやすいアルバムを作ることに成功している」

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