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テイラー・スウィフトは8月23日にリリースした通算7作目となるニュー・アルバム『ラヴァー』に収録された“It’s Nice to Have a Friend”で音楽学校に資金を提供するために生徒による合唱団のコーラスをサンプリングしていることが明らかになっている。

これはプロデューサーのフランク・デュークスによって明らかにされたもので、テイラー・スウィフトやルイス・ベルと共に“It’s Nice to Have a Friend”を制作した彼はトロントにあるリージェント・パーク・スクール・オブ・ミュージックに収益の一部を提供するため、同曲に同校の生徒による合唱団のコーラスをサンプリングしていることを明かしている。

「アルバムの収益を学校に資金として提供できるようにしたかったのです」とフランク・デュークスはCBCに語っている。「加えて、サンプリングしたことで権利料や長らく発生し続けるであろうロイヤリティが生まれることになり、これらはプログラムの維持のために使われることになります」

フランク・デュークスは次のように続けている。「とても素晴らしい試みになりました。プログラムに参加してくれた子供たちと共に時間を過ごし、彼らにプログラムの一部として実際に参加してもらって彼らの目で広い世界を見てもらえたことは、僕にとっても刺激になりました。何かを成し遂げたいと思ったら、努力をすれば成し遂げられるのだと、それは手の届くところにあるのだと伝えられたと思っています」

リージェント・パーク・スクール・オブ・ミュージックは音楽で成功を目指す子供たちのためのコミュニティ・スクールで、音楽への情熱を通じて明るい未来を実現するための教育を行っている。テイラー・スウィフトが支援を名乗り出たプログラムは優先度の高い地域で「奨励金を受けた質の高い音楽教育」を学生に提供するためのものとなっている。

“It’s Nice to Have a Friend”の音源はこちらから。

一方、米『ビルボード』誌によれば、テイラー・スウィフトの『ラヴァー』は現時点で2019年にリリースされたアルバムの中で発売初日の最多セールスを記録しているという。

『ラヴァー』は2017年の前作『レピュテーション』に続く新作となっている。

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