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マドンナは物議を醸しているイスラエルのテルアビブで行われたユーロヴィジョン・ソング・コンテストでの政治的なパフォーマンスについて言及している。

マドンナはミュージカル風のステージとなったこの日のパフォーマンスで、往年のシングルである“Like A Prayer”と、来たるニュー・アルバム『マダムX』に収録される新曲“Future”をミーゴスのクエイヴォと共に披露している。ステージにはガスマスクを装着したダンサーたちが出演しているほか、「目を覚まして」というメッセージで締めくくられたこの日のパフォーマンスの終盤には、2人のダンサーがそれぞれイスラエルとパレスチナの旗を衣装の後ろに付けて歩くものとなっていた。

マドンナはこの日、スポークン・ワードのパフォーマンスを披露して次のように語りかけている。「彼らはとてもナイーヴ。私たちが彼らの犯した罪に気が付いていないと思っている。私たちは知っているわ。ただ、まだ行動する準備ができていないだけ。嵐は空で起きているのではなく、私たちの中で起きている。私が愛や孤独について教えてあげる。もうこんな時間ね。シュプリームのフードの外で、風が唸り始めているのが聞こえない?」

マドンナはツイッターにこの日のパフォーマンスの映像を投稿して、ユーロヴィジョンには「平和のメッセージを広める」ために出演したことを強調している。

「マダムXは自由の戦士よ」とマドンナは綴っている。「私は感謝しているわ。平和と、世界の団結のメッセージを広める機会を与えてもらえたことにね」

ユーロヴィジョンのオーガナイザーはその後、マドンナの政治的なパフォーマンスについて次のように声明を発表している。「生放送中に……マドンナの2人のダンサーが衣装の後ろにイスラエルとパレスチナの旗を付けている模様が一瞬放送されました。これについては、リハーサルで決定されていたパフォーマンスの一部ではありません」

「ユーロヴィジョン・ソング・コンテストは政治的なイベントではなく、マドンナにもそのことは知らせてありました」

ユーロヴィジョン・ソング・コンテストへの出演をめぐっては辞退するよう抗議の声も上がっていたが、マドンナは出演について次のように語っていた。「それが世界のどこであっても、私は誰かの政治的なアジェンダを満たすために音楽を止めたりなんてしないし、人権侵害に反対することを止めるつもりもないわ」

「この地域で無実な人々の命が失われたことを耳にするたびに心を痛めている。昔からの紛争で恩恵を受けているような人々の政治的な目的をかなえるために、暴力が続いてしまっているわけだから」とマドンナは続けている。

「こうした破壊のサイクルから解放されて、平和に向けて新しい道が拓かれることを願っているし、祈っているわ」

一方、マドンナは現地時間5月20日、『マダムX』を引っさげたツアーの一環として行われるロンドン公演の追加公演が発表されている。

マドンナはニュー・アルバム『マダムX』を6月14日にリリースすることが決定している。

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