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元ザ・スミスのアンディ・ルークはかつてのバンドメイトであるモリッシーに言及して、彼のような人々がいなければ「つまらない世の中になってしまうだろう」と語っている。

アンディ・ルークは今回、かつてハッピー・マンデーズに参加していたカヴらと結成した新バンドであるブリッツ・ヴェガのプロモーションとしてカヴと共に「ディス・フィーリングTV」 に出演している。現地時間4月24日に行われたこの収録ではブリッツ・ヴェガにとって初となるギグも披露されている。

アンディ・ルークはこの日のインタヴューでザ・スミス時代の話題にも言及しており、司会を務めるゴードン・スマートからの「ザ・スミスについて一番訊かれることは何か」という質問に答えている。「『モリッシーはどんな人?』かな」とアンディ・ルークが答えると、ゴードン・スマートはその質問の答えを教えてくれるよう彼に促している。

「ユニークで、本当に才能のある人ということだね」とアンディ・ルークは続けて語っている。「モリッシーと仕事ができたことは特別な経験になったよ」

モリッシーはその発言がたびたび波紋を呼んでいることで知られており、ヒトラーについて「左翼」だったと語っているほか、ロンドン市長のサディク・カーンについては「まともに喋ることができない」としている。また、モリッシーは中国の動物福祉に言及して、中国人について「亜種」だとも語っている。

番組でもう1人の司会を務めるローラ・ホワイトモアから「彼のような物議を醸す人物は音楽業界に必要だと思うか?」と訊かれると、アンディ・ルークは次のように答えている。「カラフルなキャラクターの人たちは間違いなく必要だと思う。ジョン・ライドンも愛すべき存在だし、もちろんモリッシーのような人たちも必要だよ。そういう人たちがいなければ、つまらない世の中になってしまうだろうね」

アンディ・ルークはまた、同じく元ザ・スミスのバンドメイトであるジョニー・マーとの現在の関係性についても言及している。

「いい関係にあるよ」とアンディ・ルークは語っている。「もちろん彼は多忙を極めているけど……彼が(自身が現在住んでいる)ニューヨークに来た時には会うようにしているんだ。彼が僕のアパートに来てくれたり、一緒に朝食を食べに出かけたりしているよ。彼は最も古い友人の1人だからね。一緒の学校に通っていたし、14歳の頃から知っているんだ。どんなことがあろうと、僕らはこれからも友達だよ」

アンディ・ルークがカヴと共に出演した「ディス・フィーリングTV」の映像はこちらから。

ブリッツ・ヴェガのデビュー・シングル“Hey Christo”の音源はこちらから。

一方、モリッシーはグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングらが参加した新たなカヴァー・アルバム『カリフォルニア・サン』を5月24日にリリースする予定となっている。

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