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AC/DCのブライアン・ジョンソンは彼と空港で遭遇したというアメリカ出身のバンド、テロライザーによれば、AC/DCの新作に参加していることを認めたという。

1980年からAC/DCのフロントマンを務めているブライアン・ジョンソンは、聴覚を失う可能性を医師から指摘され、2016年にバンドから離れており、その後はガンズ・アンド・ローゼズのシンガーであるアクセル・ローズがヴォーカルを務めていた。

ブライアン・ジョンソンは昨年の8月に、元ドラマーのフィル・ラッドと共にいるところをヴァンクーヴァーで目撃されており、以来、ブライアン・ジョンソンがAC/DCの新曲のレコーディングに参加しているのではないかと噂されている。また、報道ではバンドの他のメンバーも一緒にいた可能性が指摘されている。

噂されている新作については「すべての楽曲」に元ギタリストである故マルコム・ヤングのレコーディング音源が使用されたものになるとも報じられている。

AC/DCは現時点でニュー・アルバムについての詳細を発表していないものの、今回、グラインドコア・バンドのテロライザーが地元であるフロリダ州サラソタ近郊の空港でブライアン・ジョンソンに遭遇したとして、彼が新作についての噂を認めたことを明かしている。

テロライザーは現地時間1月28日にフェイスブックを更新して、ヨーロッパ・ツアーの日程を終えたことをファンに報告している。ツアーに参加したバンドやクルーへの感謝を綴った後で、バンドは帰りの空港でブライアン・ジョンソンに遭遇したことを明かしている。

「今日帰国した時に、空港でAC/DCのブライアン・ジョンソンに会ったんだ。それで、彼がAC/DCの新作に参加しているっていう噂について訊いてみたら、『イエス』と教えてくれてね。どうも『否定するのにウンザリ』しているらしい。ツアーの最後にクールなサプライズが待っていたよ」

テロライザーの投稿はこちらから。

https://www.facebook.com/terrorizerofficial/photos/a.1389566787974415/2233159983615087/?type=3&theater

AC/DCは2014年にリリースした『ロック・オア・バスト』のツアー以降、多くの困難に直面している。2017年には、2014年に若年性認知症のためにバンドを脱退していた創設メンバーのマルコム・ヤングが亡くなっているほか、その間にはブライアン・ジョンソンやフィル・ラッドが相次いで脱退している。また、クリフ・ウィリアムズは2016年に音楽活動からの引退を表明している。

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