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リアム・ギャラガーはNMEアウォーズ2018の授賞式で「ロックンロールのヴァイブのある」アルバムに取り組み始めるつもりでいることを明かしている。

リアム・ギャラガーは今年のNMEアウォーズでゴッドライク・ジーニアス賞を受賞し、授賞式のレッド・カーペットで『NME』のインタヴューに応じている。今回の受賞が持つ意味を訊かれると、過去に同じ賞を受賞した兄のノエル・ギャラガーへの皮肉を織り混ぜながら、リアム・ギャラガーは次のように語っている。

「さあね、たくさんの間抜けどもがこの賞を受賞してきたわけだしさ」とリアム・ギャラガーは語っている。「俺でいるってことがどういうことかなら知っているけどね、俺の言ってること分かるか? この賞で俺が変わったかって? いや、俺は生まれてこのかたずっと自分はゴッドライクな存在だと思ってきたわけでね。だから、それが賞なんかで変わるわけないよな」

2018年の計画を訊かれると、リアム・ギャラガーは次のように応じている。「願わくば、変わらずにいきたいね。プレッシャーは少しやわらいだ気がするしさ。去年は素晴らしかったし、だから、できればいい形で、フェスティバルにも出て、スタジオにも入って、いろいろやりたいよな。でも、プレッシャーは減るだろうね」

次のアルバムについてはノエル・ギャラガーの「コズミック・ポップ」を引き合いに出して次のように語っている。「とにかく素晴らしい音楽を作りたいね。俺の言ってること分かるか? コズミック・ポップなんてやりたくないし、グライムの曲を作ることもしたくない。ロックンロールのヴァイブのある素晴らしい音楽を作りたいんだよ」

インタヴューの模様はこちらから。

授賞式でリアム・ギャラガーは、スケプタによる紹介を受けて、トロフィーを受け取るためステージへと歩み、次のように語っている。「これを俺の母親、俺のソングライター軍団、過去と現在に捧げたいよ。そして、パーカーの猿どもにね」

ゴッドライク・ジーニアス賞を受賞したリアム・ギャラガーはステージに立ち、オアシスの名曲などを披露している。

現地時間2月14日にブリクストン・アカデミーで開催されたNMEアウォーズの授賞式はステフロン・ドンとスケプタによる“Ding-a-Ling”のパフォーマンスで幕を開け、アルト・ジェイは“In Cold Blood”を披露し、ペール・ウェーヴスはNMEアンダー・ザ・レーダー賞を受賞した後、デビュー・シングル“There’s A Honey”を披露している。

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