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AC/DCのヴォーカリストであるブライアン・ジョンソンは新たなインタヴューでバンドでの日々を振り返っている。

ブライアン・ジョンソンは、前フロントマンのボン・スコットが亡くなったのを受けて1980年にAC/DCに加入している。しかし、2016年に聴覚を失う可能性からバンドを離れるよう医師の指示を受けており、代わりをガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズが務め、バンドはその年の残りのツアーを行っていた。

自身の趣味であるカーレースについて『サンデー・タイムズ』紙の取材を受けたブライアン・ジョンソンは自身の病気とバンドでの日々についても言及している。

「ステージでどんどんギターや、キーボードさえも聴きにくくなっていたんだ。基本的に身体が覚えていたけどね」とブライアン・ジョンソンは語っている。

「でも、僕は人を騙すことが好きなような人間ではないからね。自分の見方としては素晴らしい体験をさせてもらったよ」

ブライアン・ジョンソンは昨年11月にギタリストにして結成メンバーであるマルコム・ヤングが亡くなったのを受けて声明を発表している。

声明の全文訳は以下の通り。

「マルコム・ヤングが亡くなったことを受けて悲しんでいます。彼が逝ってしまったとは信じられません。ツアーで僕らは本当に素晴らしい時間を過ごしました。

常に彼がギターの天才であることは承知していましたし、彼のギター・リフは彼同様、伝説となりました。

僕ら同様、失意にあるであろう妻のリンダ、子供のカーラとロス、アンガスに愛と弔意を送ります。

彼は多くの人が遺せるとは思えない遺産を遺しました。彼は名声という面でのセレブリティを好きではなく、彼はそうしたものにあまりに謙虚でした。彼がAC/DCを生み出したのです。というのも、彼は世間には『ロックンロールがない』と言ってましたから。

彼と知り合って、友人と呼べることを誇りに思えますし、彼を非常に惜しむことになるでしょう。

あなたに敬礼を、マルコム・ヤング」

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