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フー・ファイターズは亡くなったマルコム・ヤングに追悼の意を表してAC/DCをカヴァーしている。

グラスゴーで生まれたマルコム・ヤングは1973年にAC/DCを結成し、認知症になる2014年まで活動を続けていた。享年64歳だった。

現地時間11月18日にメキシコ・シティで開催されたフェスティバル「コロナ・キャピタル」に出演したフー・ファイターズは、そのステージの冒頭でマルコム・ヤングの写真をステージのバックドロップに映してAC/DCの1977年発表の楽曲“Let There Be Rock”をカヴァーしている。

ライヴの模様はこちらから。

パフォーマンスを行う前にデイヴ・グロールはバンドのインスタグラムにマルコム・ヤングへの追悼の意を表して、長文の追悼文を寄せている。

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全文訳は以下の通り。

「37年前、友人のラリー・ヒンクルと俺は金曜日の夜にワシントンD.C.のアップタウン・シアターに深夜上映を観に行ったんだ。1980年だった。俺たちは11歳だったよ。その映画が『AC/DC: LET THERE BE ROCK -ロック魂-』で、俺の人生は変わったんだ。

あの映画は1979年のパリ公演のAC/DCによるライヴ・パフォーマンスを収録したものだけど、ライヴとロックンロールがそうであるべきすべてがあったんだ。汗。ルーズさ。爆音。完璧なバンドによる容赦のないパフォーマンス。音楽に我を失うのはあれが初めてだった。初めてバンドに入りたいと思ったんだ。もうギターを弾きたいんじゃなくて、叩きつけてやりたいと思ったんだ。

マルコム、その楽曲に、そのセンスに、そのカッコよさに、ロックンロールに心を奪われることになった日々に感謝します。今夜はあなたのためにロックするよ。

マルコム・ヤングよ、安らかに」

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