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ジェラルド・ウェイが手掛けたコミック『ジ・アンブレラ・アカデミー』がネットフリックスで実写化されることが発表されている。

元マイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイはソロ・アーティストとして活動するのと同時にコミック・ブックを手掛けており、共同制作者のガブリエル・バと制作した『ジ・アンブレラ・アカデミー』は2011年以降、大きな評価と成功を獲得している。物語はジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されなかった場合のもう一つの歴史を舞台としていて、ジ・アンブレラ・アカデミーから世界を救うために貴族の男から特殊能力を与えられた、うまくいっていない家族を描いたものとなっている。

2009年にも映画化の話があったが、今回ネットフリックスは2018年配信で全10話で実写化することを発表している。

ジェラルド・ウェイは自身のサイトに次のように綴っている。「事件なんだ! ガブリエルと僕は飛び込んで、新たに結成されたチームと共に、この作品を非常に思い出深いテレビ番組にするのを手助けするのが待ちきれないよ」

また、今回の実写化について次のようにも述べている。「『ジ・アンブレラ・アカデミー』がネットフリックスに拠り所を見つけたことに興奮しています。コミックを制作した時にガブリエルと僕が持っていたヴィジョンのためにはこれ以上の場所は考えられません。実写アクションとしてこの世界をみなさんに体験していただけるのが待ちきれません」

「『ジ・アンブレラ・アカデミー』に惹かれたのは全体的にユニークで、ヴィジュアルとしてい印象的で洗練されているからです」とネットフリックスのシンディ・オランドは語っている。「これはよくあるスーパーヒーロー物ではありません。今回のドラマ版もコミックの独特なトーンを持つことになるでしょう。ダークだけれどユーモアがあって、超自然的でありながら現実に根ざしているということです。世界中のネットフリックスのメンバーにこの忘れられないヒーローを紹介できることに興奮しています」

先日、マイ・ケミカル・ロマンスのメンバーはフランク・アイエロのライヴに集まったことが報じられている。しかし、再結成するのではないかという噂については否定的に応じている。

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