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LCDサウンドシステムのフロントマンであるジェイムス・マーフィーはデヴィッド・ボウイとジョイント・アルバムを作りかけたことを明かしている。

デヴィッド・ボウイの生前、ジェイムス・マーフィーは何度か仕事をしてきており、アーケイド・ファイアの『リフレクター』でデヴィッド・ボウイのバッキング・ヴォーカルをレコーディングしたほか、デヴィッド・ボウイの『ザ・ネクスト・デイ』収録の“Love Is Lost”のリミックスを手掛け、ラスト・アルバム『★(ブラックスター)』ではパーカッションを担当している。しかし、今回、元々はさらに重要な役割を担うことになっていたことを明かしている。

BBCラジオ1のアニー・マックに対してジェイムス・マーフィーは次のように語っている。「『★(ブラックスター)』ではちょっとパーカッションを叩いたんだけどさ。もっと多くのことを担当する予定になっていたんだけど、恐縮しちゃったんだよね」

その後、彼はその立場に「ふさわしくない」と感じたと説明しており、一緒にコラボレーション・アルバムを作る計画があったことも明かしている。「デヴィッドに連絡をつけて、こう言ったんだ。『あなたと私でアルバムと作りたい』とね。彼は『君の言ったことはおもしろいね。ニューヨークに戻ったら、僕のところに来てくれよ』と言ってくれてね」

しかし、彼らが会った時には後に『★(ブラックスター)』になるアルバムの制作が始まっていたという。

ラジオ出演音源はこちらから(デヴィッド・ボウイのくだりは18分30秒頃から)。

先日、LCDサウンドシステムのメンバーであるギャヴィン・ラッサムはトランスジェンダーであることを告白しており、バンド・メンバーがこの件について「本当に協力的である」と語っている。

LCDサウンドシステムは復帰作となるニュー・アルバム『アメリカン・ドリーム』を9月1日にリリースすることを発表している。

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