Photo: Andy Ford/NME
ミューズのフロントマンであるマシュー・ベラミーは、ツイッターでドナルド・トランプについてコメントし、現実味を帯びつつある核兵器の危機について言及している。
マシュー・ベラミーはツイッターで「トランプは間もなく核兵器の使用を決めかねない」と題された記事をシェアし、トランプの名前にかけて「自制心と抑制、トランプの長所（強い組札）って？」とコメントしている。
マシュー・ベラミーは続けて、人類滅亡までを0時としてカウントダウンする世界終末時計の画像を投稿し、以下のようにコメントしている。「この時計が23時58分になった時、我々は緊急に行動を起こさなければいけない。通りに飛び出して世界規模の核軍縮のために抵抗しなければならないんだ」この世界終末時計は、2016年現在23時57分を指している。
ファンにミューズの楽曲の中でどの楽曲が今日の世界情勢を示しているかを尋ねられると、マシュー・ベラミーは”The Globalist”を挙げている。昨年リリースした『ドローンズ』に収録されたこの楽曲は「権力を持ち、不穏な終末に向かって支配する」独裁者の物語となっている。
Self control and restraint, Trump's strong suit? https://t.co/cPoLOLp5Q6
— Matt Bellamy (@MattBellamy) November 16, 2016
when this clock hits 23:58 we must take urgent action; take to the streets and protest 4 global nuclear disarmament https://t.co/PZ7UTDxqAk pic.twitter.com/E8ZUjHPoWi
— Matt Bellamy (@MattBellamy) November 16, 2016
マシュー・ベラミーは先週、英国のEU離脱を支持する投票をしたという報道に対してツイッターで応じ、加えてモデルで女優の恋人であるエル・エヴァンズと共にヒラリー・クリントンに会った時の写真を公開している。EU離脱に関しては、「単一市場や人々の自由な移動はそのままの#softbrexitには賛成」であり、加えて「EU外の国々との自由貿易に賛成」であるとツイートしている。
先日、ミューズは次の作品はより「原点回帰」したものになるだろうと発言しており、さらにヒップホップに挑戦したいということを明かしている。
また、2017年の活動についていくつかアメリカのフェスティバルに出演した後、可能であれば新曲をレコーディングしたいと言及しており、バンドのオフィシャル・サイトでの正式な発表はないものの、ファンにシカゴのロラパルーザに出演するかどうかを尋ねられた際にマシュー・ベラミーは「そう思うよ」とツイートしている。
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