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マドンナは亡くなったプロデューサーのウィリアム・オービットに追悼の意を表して、「いろんな意味で一筋の光(レイ・オブ・ライト)だった」と述べている。
本名をウィリアム・ウェインライトというウィリアム・オービットは7月23日に自宅で亡くなっている。死因については明らかにされていない。
ウィリアム・オービットはマドンナとの仕事を通じて90年代後半にスターダムを駆け上がり、グラミー賞を3部門受賞している。そのうちの2つはアルバム『レイ・オブ・ライト』に対するもので、あと1つは楽曲“Beautiful Stranger”に対するものとなっている。
マドンナはインスタグラムで一緒に仕事をしていた時のことを振り返り、仕事をし始めた時に「啓示」をもらったと追悼の意を表している。
「音楽はカテゴリーやジャンルに当てはまる必要はないのだと分かりました」とマドンナは述べている。「だから、私たちは自分たちの音楽を作りました。あなたは私の中にある魔法のボタンを押し、私はまだ正体不明の夢の銀河へと飛び込みました。あなたの音楽は私に魔法の絨毯を授け、私は多くの場所を訪れました。悲しみと喜びの入り混じった場所へ」
マドンナは『レイ・オブ・ライト』でのグラミー賞受賞スピーチの映像と共に次のように続けている。「私はそれまで歌ったことのないような歌い方をしました。言葉の意味が通じるかを気にせず、言葉を使いました。あなたはいろんな意味で一筋の光(レイ・オブ・ライト)でした。当時生まれた娘のローラと同じように」
「私は新しいチャプターを始めました。別の道を歩もうとしていたのです。あなたは少し不揃いな歯を見せながら、天才的な音楽の感性と共に私のすぐそばにいてくれました。スタジオはまるで教会のようで、私は静けさの中に腰を下ろし、あなたのキーボードやギターからアイデアが爆発するのを待っていました。そして、私はそれを広げていきました」
マドンナは次のように続けている。「あの日々が惜しまれます。“Drowned World”や“Swim”のような曲を書く気にさせてくれたのはあなただけでした。あなたはまったく違う唯一無二の存在でした。歳月が流れ、私は他の人たちと音楽を作るようになりましたが、私たちが共に過ごした魔法のような時間を忘れたことは一度もありません」
「さようなら、ビリー・バブルズ」とマドンナは締めくくっている。「あなたと出会い、あなたと共に『不思議の国』へと飛び込むことができたのは幸運でした」
マドンナは“Justify My Love”と“Erotica”のリミックスをウィリアム・オービットに依頼しており、1997年に彼から送られてきたインストゥルメンタル・トラックの入ったカセットテープを聴いて、アルバム『レイ・オブ・ライト』のプロデュースを任せている。
同作でトリップ・ホップ、ニュー・エイジ、テクノの要素を革新的に融合させたことで、マドンナのキャリアを再活性化させることとなり、アルバムは世界で1600万枚以上のセールスを記録している。
ウィリアム・オービットは今年3月にフェイスブックに『レイ・オブ・ライト』に続く「後継作」となる作品を書き上げたものの、マドンナからは「何の反応もなかった」と投稿していた。しかし、マドンナに対して「わだかまりは一切ない」とも明言しており、「あの女性をいつまでも愛している」として、自身のキャリアを築いてくれたのは彼女のおかげだと感謝の意を示していた。
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