Photo: GETTY / Big Brother Recordings

フィル・コリンズはロックの殿堂入りの式典でオアシスのメンバーと会う可能性があることについて語っている。

オアシスとフィル・コリンズはビリー・アイドル、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、シャーデー、ルーサー・ヴァンドロス、ウータン・クランと共に2026年にロックの殿堂入りを果たすことが発表されている。

ノエル・ギャラガーはかつて若かった頃にフィル・コリンズについて辛辣な発言を繰り返していたことで知られており、2016年公開のドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』ではフィル・コリンズについて「音楽界におけるアンチクライスト」と評していた。

「フィル・コリンズやスティングを一掃するんだ」と当時ノエル・ギャラガーは語っている。「自分たちがチャートに入って、追い出さなきゃいけない。この年代が終わるまでにフィル・コリンズの生首を冷蔵庫に入れてやりたいね。それができなきゃ、俺なんて出来損ないだね」

ノエル・ギャラガーはその後も長年にわたってインタヴューでフィル・コリンズを批判しており、1997年の総選挙では、当時スイスに住んでいたコリンズがイギリスへ戻ってくるのを阻止するため、労働党への投票を呼びかけていた。

「もしも保守党が政権を握れば、フィル・コリンズが戻ってきて、この国で暮らすと脅しているからね。正直に言って、そんなことは誰も望んでないだろ」とノエル・ギャラガーは当時『ガーディアン』紙に語っている。こうした発言を受けて、フィル・コリンズは2005年の『アイリッシュ・エグザミナー』紙のインタヴューでオアシスについて「無礼で、ひどい連中だよ。思っているほど才能もないのにね」と語っていた。

今回、フィル・コリンズは『モジョ』誌のインタヴューでロックの殿堂入りの式典でオアシスのメンバーと会う可能性があることについて言及している。

「殿堂入りを果たす人々というのは式典の前にあるランチに招待されているんだ。面白いことになるだろうね。オアシスのメンバーと鉢合わせすることになるだろうからね」とフィル・コリンズは語っている。

ノエル・ギャラガーがフィル・コリンズについて「音楽界におけるアンチクライスト」と評したのには、80年代にジェネシスのライヴを「完全にキマった」状態で観た時にそう感じたことがあるそうで、フィル・コリンズはそのことにも言及している。

「よく考えてみたんだけど、ノエル・ギャラガーはどの曲かは言っていなかったけど、そう思ったのは“Mama”のことじゃないかと思うんだよね。あの曲では下からライトで顔を照らして『Ha-ha-ha… Oww』なんて歌っていたからね」とフィル・コリンズは語っている。

「“Mama”のせいでノエル・ギャラガーは私のことをアンチクライストなんて言ったんだと思うよ。とはいっても、本気でアンチクライストなんて思っているわけじゃないだろうから、ここでは好意的に解釈しておくよ」

ノエル・ギャラガーは現時点でフィル・コリンズの発言について公の場で言及していない。

ロックの殿堂入りの式典は11月14日にロサンゼルスのピーコック・シアターで開催される予定となっている。式典の模様はABCとディズニープラスで放送・配信される予定となっている。

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