Photo: Andy Ford for NME

リアム・ギャラガーはエディンバラ市議会によるオアシスのファンに関する発言を受けて、その姿勢を「裁定だ」と評している。

オアシスは8月8日・9日・12日に再結成ツアーの一環としてエディンバラのマレーフィールド・スタジアムで公演を行う予定となっており、3公演で21万人のチケットが購入されている。

スコットランドの『ザ・サン』紙は公演に向けた安全対策の文書を入手したとして、市議会がオアシスのファンについて「騒々しい」「中年男性」と評しており、飲酒 によって「酩酊状態からひどい酩酊状態」が予想されると述べていると報じている。

リアム・ギャラガーはこの報道を快く思わなかったようで、X/ツイッターで次のように述べている。「エディンバラ市議会へ。お前らがオアシスのファンについてどう言っているのか聞いたよ。率直に言って、お前らの態度は最低だな。俺がお前らの一人だったら、その日は街を出ておくよ」

続くツイートでリアム・ギャラガーは次のように述べている。「エディンバラ市議会の全員の写真を見てみたいね。それは見事な人物がいるんだろうな」

安全対策の文書では8月1日から25日まで開催されて、300万人の来場が見込まれているエディンバラ・フリンジ・フェスティバルにオアシスの再結成公演がリスクをもたらす可能性が当局から指摘されている。

安全対策の文書には次のようにも記されている。「中年男性はより多くのスペースを必要とします。収容人数を決定する際はこれを考慮してください」

オアシスの再結成公演の初日を約3週間後に控える形で、メンバーは公演に向けてロンドンのリハーサル・スタジオで準備を進めている。

オアシスの再結成公演は7月4日にカーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われる公演から始まり、UK&アイルランドではリチャード・アシュクロフトとキャストをサポート・アクトに迎える形で19公演が行われる予定となっている。

先日、リアム・ギャラガーは2009年にオアシスが解散したことについて「貴重な歳月を無駄にした」とも述べている。ファンから「兄とともにもう一度歌うのはどんな気分ですか? 昔みたいですか?」と訊かれたリアム・ギャラガーは次のように答えている。「まあ、スピリチュアルだけど、無駄にした歳月を考えずにはいられないよな。なんて貴重な歳月を無駄にしたんだろう」

今年3月に『NME』が報じたようにリハーサルにはギタリストのポール・“ボーンヘッド”・アーサーズとゲム・アーチャー、ベーシストのアンディ・ベルといったオアシスの長年のメンバーが参加している。ドラムを担当するジョーイ・ワロンカーはこれまでベック、R.E.M.、エリオット・スミス、ロジャー・ウォーターズと仕事をしてきており、トム・ヨークのアトムス・フォー・ピースやナイジェル・ゴッドリッチによるウルトライスタにも参加している。

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