
Photo: Andy Ford for NME
リアム・ギャラガーはオアシスの新たなドラマーであるジョーイ・ワロンカーについて自身の見解を語り、「スペシャル」と評している。
再結成公演の初日が数週間先に迫る中でオアシスのメンバーはスタジアム公演の準備に向けてロンドンのスタジオで数時間に及ぶリハーサルを行ったことが明らかになっている。
今年3月に『NME』が報じたようにリハーサルにはギタリストのポール・“ボーンヘッド”・アーサーズとゲム・アーチャー、ベーシストのアンディ・ベルといったオアシスの長年のメンバーが参加している。
しかし、ドラムを担当するジョーイ・ワロンカーはこれまでオアシスで演奏したことはなく、リアム・ギャラガーとザ・ストーン・ローゼズのジョン・スクワイアによるコラボレーション・アルバムに参加していた。長年の経験を持ち、敬意が寄せられているジョーイ・ワロンカーはこれまでベック、R.E.M.、エリオット・スミス、ロジャー・ウォーターズと仕事をしてきており、トム・ヨークのアトムス・フォー・ピースやナイジェル・ゴッドリッチによるウルトライスタにも参加している。
今回、リアム・ギャラガーはリハーサルに合流したことを受けて、ジョーイ・ワロンカーが大規模な再結成公演に参加することについて訊かれている。
「彼は最高だし、彼が参加してくれるなんてラッキーだよ」とリアム・ギャラガーは述べている。「俺としてはどのドラマーとも楽しかったけど、この人はスペシャルなんだ」
He’s the best and we’re lucky to have him I’ve enjoyed all our drummers but this guy is special
— Liam Gallagher (@liamgallagher) June 5, 2025
また、リークされたと見られている“Cigarettes & Alcohol”をリハーサルで演奏した音源についてあるファンがそのドラムが「素晴らしい」と述べる一方で、リアム・ギャラガーのヴォーカルについて「ひどく、歌っているのではなく、叫んでいるだけだ」とツイートすると、リアム・ギャラガーは「黙れ」と応じている。
SHUT UP
— Liam Gallagher (@liamgallagher) June 5, 2025
昨年夏にオアシスの再結成が発表されると、すぐにドラマーの座については誰が就くことになるのか、憶測が寄せられることとなっている。
デビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』に参加したトニー・マッキャロルは「連絡はもらっていないし、正直期待もしていないよ」と述べており、その後、「自分は誇りに思っているから。楽しんで!」と述べている。
トニー・マッキャロルの後任として『ヒーザン・ケミストリー』までのアルバムに参加したアラン・ホワイトはユニオンジャックがあしらわれたドラム・キットの写真を投稿して、参加する可能性をほのめかしたが、最終的には参加していない。
オアシスの再結成公演は7月4日にカーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われる公演から始まり、UK&アイルランドではリチャード・アシュクロフトとキャストをサポート・アクトに迎える形で19公演が行われる予定となっている。
また、オアシスは再結成公演の映像作品に向けてオアシスの音楽にまつわる思い出をファンから募集している。
広告 ザ・ビートルズのドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで独占配信!
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.