Photo: Simon Emmett

リアム・ギャラガーはオアシスが新曲をリリースする見込みはないとするマネージャーの発言に疑問を呈している。

先日、マネージャーのアレック・マッキンレーは『ミュージック・ウィーク』誌のインタヴューでオアシスの再結成に際してノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーと仕事をしていくことについて語っている。

アレック・マッキンレーはオアシスが新曲をリリースする可能性やさらにツアー日程が発表する可能性について消極的な見解を示している。「ノエル・ギャラガーがプレスで明らかにしている通り、今回が本当に最後です」とアレック・マッキンレーは語っている。「オアシスを観たことがないファンにとってのチャンスなのです。少なくとも、そういう人たちはいるはずです。そして、新曲の予定もありません」

今回、リアム・ギャラガーはX/ツイッターでアレック・マッキンレーの発言に異論を唱えており、オアシスの今後について主導権を握っているのは自分と兄だけだと述べている。

ファンから今後の活動についてアレック・マッキンレーに否定されるのは「すごくビビカル」とは思えないという声が寄せられると、リアム・ギャラガーは次のように述べている。「俺も同感だよ。オアシスの今後について判断を下せる唯一の人間は俺とうちの奴だけだ。日々着実にやっていけばいいんだ」

また、別のファンがアレック・マッキンレーの発言について「ある程度、信憑性があるに違いない」と述べると、リアム・ギャラガーは改めて自分の見解を主張している。「彼は会計士なんだ」

マネージャーが嘘をついているということか?とファンに尋ねられると、リアム・ギャラガーは皮肉交じりで次のように応じている。「俺が嘘をついているとでも?」

オアシスについては30年を経て、2026年にネブワース公演を行うのではないかと噂されたが、バンド側はそうした報道について否定している。「UKのタブロイド紙が報じたのに反して、オアシスは今後ネブワース・パークで公演を行う予定はありません。現在発表されているUKスタジアム・ツアー以外でUKでの公演を行う予定はありません」

新曲についてもリアム・ギャラガーは昨年9月「オアシスにニュー・アルバムがあるというのは本当ですか?」と訊かれて、「ああ。既に完成している」と答えていたが、その後発言を撤回している。

「制作中のオアシスのアルバムなんてないんだ。振り返りながらの冗談だったんだよ。なぜかというと、最近はみんな、ちょっとピリピリしているからな。怒らせてしまったのなら謝るよ。でも、まあ、笑い話なんだ」

その一方で、ステレオフォニックスのフロントマンであるケリー・ジョーンズは先日、ノエル・ギャラガーがスタジオで新曲に取り組んでいたと語っている。

ケリー・ジョーンズはノエル・ギャラガーと話をした時のことについて次のように語っている。「最近はどうしているかと訊いたら、スタジオで曲を書いていたと言ってたよ。ソロのために書いているのか、オアシスで何曲かやろうとしているのかと思ったけど、それは分からないね」

再結成公演についてはバンドに近い情報筋が先日『NME』に対してバンドメンバーのラインナップを明かしている。それによれば、アンディ・ベル(ベース)、ゲム・アーチャー(ギター)、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ(ギター)、ジョーイ・ワロンカー(ドラマー)が再結成公演に参加することになるという。

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