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リアム・ギャラガーオアシスが2025年に行う再結成公演についてドキュメンタリーは作られないと語っている。

オアシスは今年8月にUK&アイルランド公演と共に待望の再結成を果たすことが発表されている。その後、オアシスは北米とメキシコ、オーストラリアでも公演が行われることが発表されており、10月から11月にかけて行われるオーストラリア公演についても「驚異的な需要」から追加公演が発表されている。

再結成の発表後、復帰までの道のりや大規模なライヴを記録したドキュメンタリーの制作が進められていると報じられており、『ザ・サン』紙は1970年発表の『レット・イット・ビー』の制作過程を描いた『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』のようなドキュメンタリーで来年夏のツアーに向けたノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの姿をアップルTV+の首脳陣がカメラに収めようとしていると述べていた。

しかし、今回リアム・ギャラガーはそれを否定しており、ドキュメンタリーがあるとしても「俺は出演しない」と述べている。

ドキュメンタリーの撮影は行われているのかを尋ねた質問に対してリアム・ギャラガーは次のように答えている。「一つもやっていないよ。いずれにせよ俺は出演しない。俺がやろうとしているのはライヴで、このバンドについては十分語られてきたし、ぺちゃくちゃ喋ったり、けんかをしたりするんじゃなくて、ロックしてロールする時なんだよ」

インタヴューは「必要ない」と言ったファンに対してリアム・ギャラガーは次のように述べている。「その通りだよ。俺たちはそういうくだらないことを百万回やってきたし、それぞれ見方は違うからな。俺たちが戻ってくる、それだけが大事なことだし、本当のファンにとってもそういうことなんだ」

オアシスは彼らのルーツとスターダムを駆け上がる様子を追ったドキュメンタリー『スーパーソニック』が2016年に公開されている。

先日、オアシスはUK&アイルランドで行われる再結成公演のサポート・アクトが報じられることとなっている。

オアシスは2009年以来となるライヴを「オアシス・ライヴ ’25」と銘打ってカーディフ、マンチェスター、ロンドン、エディンバラ、ダブリンで行うことが発表されている。

サポート・アクトをどのアーティストが務めるかについては多くの憶測が寄せられているが、正式に発表されているのは北米公演のケイジ・ジ・エレファントのみとなっている。

今回、『インディペンデント』紙は独占情報としてUK&アイルランド公演のサポート・アクトをリチャード・アシュクロフトとキャストが務めると報じている。キャストは今年行われたリアム・ギャラガーによる『ディフィニトリー・メイビー』30周年ツアーのサポート・アクトを務めていた。

オアシスに近い情報筋はこの二組のアーティストが2025年のUK&アイルランド公演のサポート・アクトを務めると語っており、キャストが最初に出演して、それにリチャード・アシュクロフトが続き、最後にオアシスが出演するという。

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