ビリー・アイリッシュやピーター・ガブリエルらは銃犯罪の問題に取り組む新しい運動に参加している。
「アーティスト・フォー・アクション・トゥ・プリヴェント・ガン・ヴァイオレンス」というこの運動はシェリル・クロウやナイル・ロジャースらも参加するもので、アメリカにおける銃犯罪の問題を根絶するためにボランティア活動や投票を求める「非政治的」な活動と謳われている。
ビリー・アイリッシュは声明で次のように述べている。「アーティストのコミュニティとして常識を変えるために団結する必要があります」
ピーター・ガブリエルは次のように続けている。「これは止める必要のあることです。多くの人が不必要な死を遂げ、多くの苦しみが生まれています。少しの良識が必要なのです」
この活動にはルーファス・ウェインライト、ピクシーズ、ソフィ・タッカー、ブッシュらも参加しおり、ブッシュは9月22日にニューヨークで行う立ち上げイベントにも出演する。
ブッシュのギャヴィン・ロスデイルは次のように語っている。「父親としてアメリカの銃犯罪には愕然としていますし、ミュージシャンとして幸運にもそれに立ち向かうことができます」
「これは制御不能になっている人権の危機です。2023年にはアメリカで400以上の銃乱射事件が起きています。店舗やフットボールの試合、パレードや学校などです。あらゆる人々、特に子どもは安全である権利があります」
「アーティスト・フォー・アクション・トゥ・プリヴェント・ガン・ヴァイオレンス」は2021年にサンディ・フック学校で自身の息子を殺害されたミュージシャンのマーク・バーデンの発案によるものとなっている。
「私の息子のダニエルがサンディ・フック小学校で殺害された後、プロのギタリストとしてのキャリアを止めて、銃犯罪の防止に専念してきました」
「私や数百人のアーティスト、ミュージシャン、俳優、アスリートと共にこの意味のない暴力を終わらせてください」
先日、ビリー・アイリッシュは気候変動の問題に取り組むイベント「オーヴァーヒーテッド」を再びロンドンで開催している。
気候変動の活動家やミュージシャン、他分野の論者が参加する1日限りのイベントでは「ディスカッション、コミュニティ形成、気候危機に取り組むためのリソース、ローラースケート、そしてニート・バーガーによる美味しい植物性食品」が提供されている。
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