スヌープ・ドッグ、リル・ウェイン、アイス・キューブらはニューヨークで行われるヒップホップ50周年ライヴに出演することが発表されている。
ナズがオーナーのレーベル「マス・アピール」とライヴ・ネイションのコラボレーションによるヒップホップ50周年ライヴはランDMCがヘッドライナーを務めるもので、ラインナップが発表されている。
「ブロンクスで始まった日にすべてがスタートしたのです」という言葉をスローガンとするこのイベントは8月11日にニューヨークのヤンキー・スタジアムで開催される。
現地時間6月5日にマス・アピールはラインナップを発表しており、ランDMCはイベントへの意気込みを米『ローリング・ストーン』誌に語っている。
「ヒップホップが生まれた場所であるブロンクスのステージに立って、自分のヒーローを讃えられるのは光栄なことです」とレヴ・ランことジョゼフ・シモンズは語っている。
D.M.C.ことダリル・マクダニエルズは次のように続けている。「8月はヒップホップの50歳の誕生日です。すべてが始まったブロンクスでこの歴史的な瞬間を祝うことになります。クイーンズ出身のシャイの小さな少年が成長して、マイティ・キング・オブ・ロックになれたカルチャーに敬意を表することができて光栄です」
イベントにはスヌープ・ドッグ、リル・ウェイン、アイス・キューブ、T.I.、コモン、ファット・ジョー、スリック・リックらが出演することも発表されている。出演アーティストは今後も追加されるという。
他にも「クイーンズ・オブ・ヒップホップ」のコーナーにはリル・キム、イヴ、トリーナ、レミー・マが、「ピラーズ・オブ・ヒップホップ」のコーナーにはクール・ハーク、グランドマスター・カズ、メリー・メル、ロクサーヌ・シャンテも出演することが決定している。
今年のグラミー賞授賞式ではヒップホップの50周年を祝うパフォーマンスも行われており、クエストラヴがキュレーションを務め、ランDMCの他、グローリラ、フューチャー、ミッシー・エリオットが出演している。
ランDMCの3人目のメンバーであるジャム・マスター・ジェイは2002年にクイーンズ区のジャマイカ地区で撃たれて享年37歳で亡くなっている。銃撃犯としてカール・ジョーダン・ジュニア、ロナルド・ワシントンの2人が2020年8月に逮捕されており、5月31日には3人目の犯人としてジェイ・ブライアントが逮捕されている。
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