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キッスは現在行っている最後のワールド・ツアー「エンド・オブ・ザ・ロード」の最終公演を発表している。

キッスは衛星ラジオ局「シリウスXM」の『ハワード・スターン・ショウ』に出演した際に最後のツアー日程を発表している。

北米で行われる最後のツアー日程は19公演に及ぶもので、10月から始まり、12月1日・2日に行われるマディソン・スクウェア・ガーデン公演で締めくくられる。

ポール・スタンレーは『ハワード・スターン・ショウ』で次のように語っている。「12月1日・2日のマディソン・スクウェア・ガーデン、この2公演がバンドの最後の公演になる。始まった場所で終えることになるんだ。アメリカではその前に17公演が行われることになると思う」

「『エンド・オブ・ザ・ロードは何年も続いているよね』とせせら笑う人もいるけど、新型コロナウイルスで2年半を失っていたからね」とポール・スタンレーは説明している。「既に終わっていたはずなんだけど、そう、これが最後なんだ」

「公演を観に来てくれたら、素晴らしいはずだよ」と彼は続けている。「最もハイテクな公演なんだ。間違いなく、最高のロックンロール・ショウだよ。ラスベガスとは違う。すべてがキッスで、増幅されて強力になっているんだ」

ポール・スタンレーはキッスの最後のライヴを行う都市としてニューヨークにしたい意向を2021年の時点で語っていた。「ニューヨークが唯一自然な場所だと思うんだ。バンドが始まった場所であり、一緒に集まって、曲を書いて、ロフト・パーティーやクラブで演奏していた。お客は多分10人くらいだった。そういう背景があるんだよ。だから、大団円にすべきだと思うんだ」

先日、ジーン・シモンズは現在のラインナップでツアーを終えた後も「考えたこともなかった形で」バンドが続いていくだろうと語っている。

「ツアーをするバンドとしてのキッスは終わることになる。でも、ツアーをするバンドとしてだけどね。キッスは他の形で続いていくよ。4人の20歳の若者がメイクアップを施して、その素性を隠しても問題はないわけだしね」

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