Tim Saccenti

Photo: Tim Saccenti

LCDサウンドシステムのパット・マホーニーとDFAのデニス・マクナニーによるミュージアム・オブ・ラヴは新曲が公開されている。

スキント・レコーズからリリースされた“Cluttered World”という新曲は「君の手をとって、どんよりとして空気と熱を持った地下室へと連れて行く」ものと評されている。

説明は次のように続いている。「グランドピアノとウーハー・スピーカーの間にあるスツールを引き寄せ、あなたをその中心に座らせて、部屋では超未来的で、インターステラのトーチ・ソングがかかっています」

「そこは魅力的で方向感覚を失うような場所です。そして、ドラム・トラックが止まる度に戻ってきたくなる場所なのです」

“Cluttered World”はLCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーがミックスを手掛けている。

“Cluttered World”の音源はこちらから。

ミュージアム・オブ・ラヴは2014年にセルフタイトルのデビュー・アルバムをDFAからリリースしている。2018年には4年ぶりとなる楽曲“Marching Orders”がリリースされている。

ミュージアム・オブ・ラヴの新作は今年の夏のリリースが予定されている。これ以上の情報はないものの、3年前に2人は「アルバムに相当する新曲を完成させた」と語っていた。

ミュージアム・オブ・ラヴはプロジェクトのために建てた新たなレコーディング・スタジオを追い出されたとして、次のように語っていた。「最初のアルバムからはたくさんの未完成な音源があったし、やれる時はいつでも新たな音源に取り組んできたんだ」

「ホーム・スタジオで取り組んできたんだけどさ。新曲を書いてレコーディングするためにブルックリンのダンボに自分たちのスタジオを作ったんだけど、そこを追い出されて、それで、DFAスタジオが取り壊されそうとしている時に忍び込んで、限られた時間でアルバムに相当する音源を完成させたんだ。シングルは最初にできた曲だよ」

ジェームス・マーフィーは昨年の11月にNTSラジオで、2001年に設立したDFAレコーズの初期音源を入れた番組を配信している。

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