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リアム・ギャラガーが最近の若手バンドにはもっとロックスターらしい振る舞いをして欲しいと語っている。

リアム・ギャラガーはオアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパー・ソニック』のプロモーションの中で「単に音楽ができるだけでは優れたバンドとは言えない」といった自身の考えを示している。

リアム・ギャラガーは『ザ・サンデー・タイムズ』紙にこの真意を問われ、次のように発言している。「本当にそう思ってるね。もし音楽だけの話なら、コールドプレイは優れたバンドだ。クリス・マーティンがやった最もロックンロールなことはレザージャケットを着たことくらいだろ。『いいぞ。お前、それが第一歩だ』って俺は思ったね」

加えて、最近の若手バンドにはもっとふざけて欲しいとして次のように語っている。「もしも俺が今20歳でバンドを組んでいて、誰かが俺の顔にiPhoneを向けてきたなら、そいつの肛門か俺自身の肛門にそのiPhoneを突っ込んでやるだろうよ。若いバンドには大人みたいに振る舞う理由なんかありゃしないんだ。年をとって子供ができたら少しは落ち着けばいいけど、そいつらがふざけたツアーでいくら馬鹿しようが、俺がそうだった頃にやってきた数には到底及ばないぜ。だって、俺はそういうとこの出なわけだからね」

そして彼は次のように続けている。「この考えはワーキング・クラスということに立ち返ってるとも言えると思うんだよね。今は田舎者は何も打ち破ってないんだよ。最近の音楽の大半はミドル・クラスのガキによるものだもんな」

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーが製作総指揮を務め、バンド結成から25万人を動員したネブワースでの公演までの軌跡を描いたドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』は12月24日(土)より角川シネマ有楽町ほかで全国公開されることが決定している。

映画の詳細は以下の通り。

映画『オアシス:スーパーソニック』
監督:マット・ホワイトクロス『グアンタナモ、僕たちが見た真実』
製作:フィオナ・ニールソン、ジェームズ・ゲイ=リース、サイモン・ハーフォン
製作総指揮:リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、アシフ・カパディア『AMY エイミー』、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』
編集:ポール・モナハン/音楽:ラエル・ジョーンズ/再レコーディングミキサー:リチャード・ディヴィ/
VFX&アニメ―ション:ザ・ブルワリー/ VFX&アニメ―ションスーパーバイザー:マーク・ナップトン/
ミュージックスーパーバイザー:イアン・クック、イアン・ニール
2016年/イギリス/英語/カラー/122分/配給:KADOKAWA

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