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フレディ・マーキュリーがイギリスで最初に暮らした家に、英国の歴史的建造物を保護するイングリッシュ・ヘリテッジによって銘板「ブルー・プラーク」が設置されている。

この銘板は、1964年にフレディ・マーキュリーの両親がザンジバルから移住してきた際に住むことになったウェスト・ロンドンのフェルトハムにあるテラス・ハウスに設置されたもので、フレディ・マーキュリーの妹であるカシミラ・クックとクイーンのブライアン・メイによって現地時間9月1日に公開されている。

公開の式典でカシミラ・クックは次のように語っている。「イングリッシュ・ヘリテッジがブルー・プラークでフレディを讃えてくれたことを、わたしと母は誇りに思いますし、嬉しく思います。彼は他の有名人と共に永遠のものとなるでしょう。フレディもひそかに誇りに思い、喜んでくれると思います」

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1991年に亡くなったフレディ・マーキュリーだが、今年の9月5日で生誕70周年を迎える。「フェルトハムのフレディ・マーキュリーの両親の家にこうした思い出の印を設置するのに関われたことは喜ばしい務めです」とブライアン・メイは式典で語っている。

「共通の友人を介して出会ってまもなく、最初にフレディのもとを訪ねたのがここでした。その日のほとんどはジミ・ヘンドリックスがスタジオでどうやってレコードを作っているのか、極めて詳細な部分まで分析し、鑑賞するのに費やしました。フレディの持ってたダンセットのレコード・プレイヤーでジミ・ヘンドリックスを聴いてたのです。そのプレイヤーにはステレオ・スピーカーが付いていて、筐体のそれぞれ反対側にスピーカーがあったんです」

公開式典には文化・メディア・スポーツ大臣のカレン・ブラッドリーも出席し、フレディ・マーキュリーについて「グローバルなアイコンであり、彼の音楽は世界中の実に多くの人々の琴線に触れてきました」と讃えている。

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