フォールズのエドウィン・コングリーヴは気候変動への懸念から「バンドを続けるべきかどうか」疑問を抱いたことを明かしている。
BBCラジオ5の『ホワット・プラネット・アー・ウィ・オン?』に出演したエドウィン・コングリーヴは地球環境への影響からオーストラリアやアジアへのツアーに懸念を抱いていることについて語っている。
「僕らにししても他のバンドにしてもツアーを違った形でやるのは簡単だと思っているんだ」と彼は語っている。「もう飛行機に乗りたくないんだよ」
彼は続けて気候変動の問題をよりよく知ったことで地球環境への不安に悩まされていると語っている。
「今年は自分がバンドを続けるべきかどうか、疑問を抱かざるを得なかったんだ。でも、自分がツアーに出なかったとしても、別の誰かがそうすることは明らかなわけでさ」
「だから、飛行機に乗るのを止めるってことじゃないんだ。自分の仕事を辞める準備もできていないしね」
ノー・ミュージック・オン・ア・デッド・プラネットの運動とエクスティンクション・リベリオンを支持するフォールズはカーボン・フットプリントを減少させるために「ある種のツアー」を今後止める可能性があると語っている。
「僕らのビジネスだけが特別影響を受けるわけじゃないかもしれないけど、2トンの機材を積んで世界をあちこち飛び回るというわけにはいかないわけでさ」とエドウィン・コングリーヴは語っている。「だから、僕としては明らかにそういうことはすべきじゃないように思えるんだ」
しかし、フロントマンのヤニス・フィリッパケスは違った見解を持っているかもしれないと彼は説明している。「彼は音楽をただ作りたいだけだし、それこそが彼の存在理由だからさ。ツアーができないことを彼に示唆したら、彼のアイデンティティへの侮辱みたいになるね」
「彼は音楽を通してファンとコミュニケーションをしたがっているし、それができないとなれば、彼の人生を奪ってしまうことになるかもしれない」
フォールズは今年3月に予定されていた来日公演が中止となっている。
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