GETTY

Photo: GETTY

デイヴィッド・リー・ロスはツイッターに投稿したイラストでヴァン・ヘイレンの元シンガーであるサミー・ヘイガーを批判していると見られている。

デイヴィッド・リー・ロスは常々、架空の新聞『ザ・デイリー・カタストロフ』を描いたイラストをツイッターに投稿してきたが、最新の投稿で1985年にデイヴィッド・リー・ロスに代わってヴァン・ヘイレンに加入して11年間在籍したサミー・ヘイガーを批判している。

新たなイラストはある人物が使い古した飛行機を操縦するもので、「サムという男はロックンロールに命を捧げるつもりだが、彼は最近購入したジェットに没頭することを計画している」、「レッド・ロッカーは来世で55を操縦することを拒否している」といった言葉が書かれている。

サミー・ヘイガーには“I Can’t Drive 55”という曲があり、6月に行ったインタヴューで新型コロナウイルスのパンデミックの中でツアーに戻れるなら喜んで「病気になって死んで」もいいと発言している。

このイラストはザ・レッド・ロッカーと呼ばれるサミー・ヘイガーの財産にも言及していると見られ、サミー・ヘイガーは先日テキーラ・メーカーであるカボ・ワボの株を8000万ドル(約84億円)で売却している。

デイヴィッド・リー・ロスとサミー・ヘイガーの関係はそれぞれヴァン・ヘイレンに在籍したことを受けて長年辛辣なものとなっている。2000年代初頭に2人は共同でフロントマンを務めるツアーを行ったが、小競り合いがあったと報じられている。

先日、サミー・ヘイガーはインタヴューでデイヴィッド・リー・ロスに言及しており、それが今回の投稿に影響したかもしれないと見られている。

サミー・ヘイガーはガンとの闘いの末に10月に享年65歳で亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンについて語る中で生前、ヴァン・ヘイレンがデイヴィッド・リー・ロスとサミー・ヘイガー、ゲイリー・シェローンが参加するフェアウェル・ツアーについて話をしていたと語っている。

「デイヴィッド・リー・ロスとステージで共演するのは楽しみじゃなかったけどね。付き合うのが難しい人っていうのだけが理由だけどさ」とサミー・ヘイガーは語っている。

「彼のことは好きだし、音楽も好きだけど、でも付き合うのが難しいんだ。彼は常に相手を悪く見せて、自分をよく見せるために何かをしでかしたりするんだよ」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ